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October 13, 2010

チリの救助カプセルはオーストリア製です

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今日は「人命救助に活躍するオーストリア企業のお話」です。

8月5日に、チリ北部サンホセのコピアポ鉱山で発生した落盤事故ですが、世界が注目する中、救出用トンネルが貫通し、まもなく地下700メートルに閉じ込められている作業員33名の救出作業が、予定では本日から始まります。

今回の救助では、「フェニックス」と名付けられた救出用特殊カプセルを使うことが決まりました。何と、この救助用特殊カプセルがオーストリア製なのだそうです

まだ、実際の救助が完了していないためか、メーカー側も大々的にPRしていませんが、オーストリアの一部報道で取り上げられていました。

報道によると、製造したメーカーはシュタイヤマルク州のレオベン(Leoben)に本社があるÖSTU-STETTIN Hoch- und Tiefbau GmbHという企業です。同社は主に土木工事を行う企業で、土地柄、トンネル工事などが得意なようです。

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ÖSTU-STETTIN Hoch- und Tiefbau GmbHが製造した救助用特殊カプセルは3台で、直径60センチの鉄製。作業員を体を固定するとともに、搬送中は酸素や電気、光が地上から供給され、作業員がパニックにならないように工夫されているそうです。9月30日に現地に運び込まれ、12日には、実際の救助用トンネルを使った無人テストも行われています。

こういったニッチな市場に強いのがオーストリア企業の特徴かもしれません。しかし、どのような経緯で、オーストリアのレオベンにある会社に救助用特殊カプセルのオーダーが入ったのか、知りたいところです。以前から、チリの鉱山開発に関わっていたのでしょうかね。

いずれにしても、世界的に注目されている人命救助にオーストリアが一役買っているのは、オーストリアファンとしては嬉しい限りです。

また、こういった「隠れた優秀な企業」が活躍しているせいか、オーストリア経済は好調だそうです

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Comments

その後の続報が入ってきたので、フォローします。

まず、救助用特殊カプセル受注の経緯ですが、ÖSTU-STETTIN Hoch- und Tiefbau GmbHがチリで発電所の建設工事を請け負っているそうです。そのため、ヘルプ要請が入り、対応することになったとか。

また、カプセルの運用(クレーン操作)にあたっては、同社の専門家3名が作業を担当しました。地上に戻ってからは、色々と裏話が暴露されつつありますが、何はともあれ、全員が無事、救出されたことはおめでたいことですね

Posted by: Feri | October 21, 2010 10:10

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