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November 03, 2010

番外編 ドレスデンのDDR博物館(その1)

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今年、ドイツは再統一20周年を迎えました。すでに、ドイツが分断されていたことを知らない方も増えているでしょうね。

今から20年前まで、ドイツは西ドイツ(ドイツ連邦共和国)と、東ドイツ(ドイツ民主共和国)に別れていました。再統一前の東ドイツは、15の県と東ベルリンという地方行政区に別れていました(再統一前に6州に再編されています)。

Feriは、東ドイツが存在した当時、3回ほど同国を訪ねています。訪問した都市は東ベルリン、ライプチヒ、ドレスデン、エアフルトなどです。当時は、将来、ドレスデンにオペレッタを観に行くことになるとは思ってもみませんでした。

ドレスデンには歴史的な遺産もたくさんあるのですが、Feriが一度見に行きたかった施設にDDR博物館があります。ところが、場所が市の中心部から離れたところ(実際にはドレスデン市ではなく、となりのRadebeul市になります)にあるため、なかなか訪問することができませんでした。

今回、たまたまオペレッタを観た翌日、時間の余裕があったので、見学に行ってきました。

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都心から路面電車(4系統)に乗ること40分あまりで、最寄りの停留所Wasastrasseに到着します。DDR博物館は停留所の向かいにありました。博物館らしからぬ、無機質なビルディングです。恐らく、東ドイツ時代の政府系組織か、党の建物ではないかと思います。その内部を全面的に改装したのでしょう。玄関では、東ドイツを代表する car 乗用車トラバントがお出迎えです delicious

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入場料は大人7ユーロですが、 camera 写真を撮る場合、フォトチャージ(1ユーロ)が別途必要です。まず、笑ってしまったのは入場券が「東ドイツ時代のビザ」を模したものになっていたことです。冒頭の写真、左側が入場券、右側がリーフレットです。ただ、これを見てピンとくる人は、かつてビザを申請した経験のある人に限られますが…coldsweats01

余談になりますが、当時、ベルリン以外の東ドイツに入国するためには、予め出発前に滞在する都市のホテルを予約(これも外国人が宿泊できるホテルは限定されていました)し、その上で、大使館にビザを申請する必要がありました。

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博物館は六階建てで、リフトで六階まで上がって、階段で下りてくるのが、標準的な見学コースになっています(ただし一階は事務室フロアーとなっており、見学者の立ち入りはできません)。

博物館と言っても、いわゆる国の歴史を体系的に展示するというより、東ドイツ時代の品物や生活様式を紹介するという、ちょっと変わった施設です。また、単に物品を展示するのではなく、原則としてセット方式となっている点が興味を引きます。なお、各階は、中央に廊下があり、その両側が展示室になっています。

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最上階の五階(日本式では六階)は、企画展などを行うイベントエリアになっており、常設展は四階からグランドフロアで行われています。

各階にはテーマがあり、そのテーマに沿った展示が行われています。四階のテーマは「Staat & Institutionen」ということで、政府系機関(駅の事務室や郵便局、警察、国境検問所事務室)や学校の教室、保育園などが再現されていました。写真は国境検問所(イミグレーションですが)のセットです。この制服、懐かしいですねぇ happy01

なお、当時の警察や国境警備隊に嫌悪感を持っている人も多いためか、このゾーンだけは厳重にフェンスで囲われていました。最後の写真は当時の postoffice 郵便局と郵便関係の資料を展示したブースです。ポストなどが懐かしいですね。

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そうそう、東ドイツの国営エアラインである airplane インターフルークの制服や記章も展示されていました。ちょっと変わったところでは、第二次世界大戦末期、連合軍の空爆を受けた際の市民生活も再現されていました。

notes 細かいご紹介になったので、後半は明日に続きます happy01

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