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November 06, 2010

“ソーラーインパルス”プロジェクト

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sun 今日は「ソーラー飛行機の話題」をお伝えしましょう。

先日、オーストリアで開発中のソーラーボートの話題をお伝えしましたが、今度は、お隣のスイスで airplane ソーラー飛行機“ソーラーインパルス”の開発が進められているという話題が入ってきました。

このプロジェクトですが、壮大な計画で、何とソーラー飛行機による史上初の世界一周有人飛行が目標です。原理は機体に貼り付けたソーラーパネルで電力を発生させ、リチウム電池に充電します。そしてモーターでプロペラを回して飛ぶものです。

現在、登録番号HB-SIAという技術開発用の機体を使って、各種の試験が行われています。

BI-SIAの諸元は以下のように紹介されています。

* 翼幅:63.4メートル(エアバスA340とほぼ同じ)
* 最大積載重量:1600キログラム‐中型車と同程度
* 機体:カーボンファイバー、サンドイッチ構造
* 電池:リチウム電池、重量400キログラム、最小重量エネルギー密度200Wh/kg
* ソーラーパネル:モノクリスタルシリコン180ミクロン、表面積約200平方メートル、22%ソーラー発電効率
* 最高高度:8,500メートル
* 想定外気温:-45℃~+80℃
* エンジン出力:最大30kW
* 平均速度:時速70キロメートル

翼のスパンが長いのは、ここにソーラーパネルを張っていることと、滑空性能を良くさせるためのようです。冒頭の写真はウィーンの家電量販店が発行しているPR誌に掲載されていたHB-SIAの勇姿です。

HB-SIAですが、2010年7月8日には、太陽光で発電できない夜間飛行を含む、約26時間の連続飛行に成功しました。さらに、9月21日には、スイスのパイエルヌとジュネーブ間を周回飛行しました good 。なお、26時間耐久飛行の様子はここで紹介されています。

今後、長距離飛行を目指して、スイス各地で試験飛行が計画されているほか、各国空港の協力を得て、スイス以外でも試験飛行を行うそうです。もしかすると、オースオトリアにもやってくるかもしれませんね happy01

一方、世界一周にチャレンジするHB-SIBは現在、開発中で、公表されている諸元を見るとHB-SIAよりも一回り大きくなっており、最高飛行高度も12000メートルまでアップされます。HB-SIBは2011年に完成し、順調にいけば2012年に世界一周飛行にチャレンジすることになっているそうです。

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