« いずこも同じ 舞台裏 | Main | 番外編 ブラチスラバ案内(その2) »

January 09, 2011

番外編 ブラチスラバ案内(その1)

Img_105_12_4011_001

日本では、1月10日が「聖人の日」ではなかった「成人の日」でお休みなので、最初の連休です。昔は1月15日だった「成人の日」が移動休日になったため、どうもピンとこないという人が多いですが、皆さまはいかがですか。

連休という訳で、2日にわたって番外編として、スロバキアの首都ブラチスラバの旧市街をご案内しましょう happy01

スロバキアは、ご存じのように第一次世界大戦後、オーストリア・ハンガリー帝国からチェコと合併するかたちで独立しました。その後、様々な経緯を経て、1993年1月1日にチェコスロバキアから分離独立して、現在に至っています。

昔は共産圏の国だったため、ウィーンから近いにもかかわらず、そう簡単に行くことはできませんでした。しかし、今ではEU加盟にともなって、事実上、国境はなくなり、簡単に訪ねることができるようになりました。 car 自動車ならばアウトバーン経由で約1時間(ただし、高速道路の通行券は別なので、購入が必要です)、

例の ship 高速船“ツィン・シティ・ライナー”でも1時間15分(ブラチスラバからは1時間30分)、快速列車REXで1時間で行くことができます(ただし、鉄道の駅は旧市街から離れています)。しかも、2009年に通貨がユーロになりましたから、両替の手間もいりません。

Img_105_12_4029_001

オーストリア国内へ旅行するのと同じ感覚です。ところで、スロバキアでは日曜日もスーパーマーケットをはじめとする商業施設が営業しているため、ちょっとお隣の国までお買い物…というオーストリアの人も多いとか… wink

また、LCCのライアンエアがブラチスラバ空港(正式名称はミラン・ラスティスラフ・シュテファーニク空港)に就航しているため、シュヴェヒャート空港ではなく、ブラチスラバ空港を使うオーストリア人が増えているようです。実際、ウィーン市とブラチスラバ市は、ツィン・シティ構想を展開しており、二つの都市を有機的に結合させようとしています(実際、ウィーンとは姉妹都市になっています)。

Bratislava_001

さて、ウィーン方面から来るまでブラチスラバに入るにはドナウ川を渡るのですが、そこでUFOが頂上に載ったタワーがお出迎えです。その昔、国力を見せつけるために作りました…という感じの橋脚一体型のタワーですが、UFOの部分は restaurant レストランになっているそうです。

Img_105_12_4014_001

おそらくここに上がると、ブラチスラバの旧市街が一望できることでしょう。今回は時間が短かったので、UFOには行きませんでした。残念。UFOの先に見える丘には、ブラチスラバ城があります。

ここもオーストリアとゆかりの深い城で、かつてマリア・テレジアの居となっていました。今ではきれいに改修されており、城内は国立歴史博物館になっています。今回は、行きませんでしたがUFOと同じく旧市街が一望できるロケーションです。観光で訪れた方はご存じかと思いますが、このお城、ユニークなニックネームが付いているのですよね delicious (答えは明日の“ブログの最後”で smile )。

そして幹線道路沿いにあるのが、マリア・テレジアをはじめハンガリー王国歴代の国王や王妃たちの戴冠式が行なわれたマルティン大聖堂です。現在、修復中なので、美しい姿はお預けです。

Img_105_12_4013_001

幹線道路沿いのホテル・クラウンプラザの向かいは大統領官邸(右の写真)があります。ロココ調のウィーン風建築ですが、それもそのはず。もともとは、18世紀にマリア・テレジアの相談役を務めていたグラサルコビッチ伯の宮殿( Grassalkovičov palác)だったのです。当時は、ハイドンがやってきて、宮廷楽団の指揮をしたという話が伝わっています。こんな話を聞くと、オーストリアとの関係が深いことがよくわかりますね。

Img_105_12_4044_001

ブラチスラバの見所はたくさんありますが、やはり旧市街が目玉でしょう。地図をご覧になるとわかるように、旧市街はドナウ川と幹線道路二本に挟まれた中で、昔は城壁と堀割で囲まれていたそうです。共産圏の国だったため、周辺はいかにも共産圏らしい規格集合住宅化されていますが、この旧市街だけは古いたたずまいが残っています。

なお、新しいホテルは旧市街の外側に建設されています。旧市街を囲む城壁には 4つの門があったそうですが、マリア・テレジアが、この街のさらなる発展を考えて 18世紀後半にミハエル門を除いて全て撤去してしまいました。という訳で、ミハエル門から入るのがオーソドックスなルートです(左写真の奥に見える尖塔がミハエル門です)。

Img_105_12_4016_001

旧市街の中心部には中央広場(Hlavné námestie)があるのですが、何と、この広場に面した伝統的な建物に日本大使館が入っています。建物すべてが日本大使館という訳ではないのですが、建物の正面には立派な菊のご紋章が取り付けられています。

ウィーンの日本大使館に比べると、格段に貫禄があります。どういった経緯で、この一等地を確保した上に、菊のご紋章まで取り付けることができたのかはわかりませんが、日本人としては誇らしいところです confident

Img_105_12_4017_001

なお、アドヴェントの期間中、ここではクリスマス市が開かれています。Feriが訪問したのは、アドヴェントが終わってからだったため、どんなものを売っているのか確かめることができませんでした(グリュワインなどはあるようです happy01 )。

Img_105_12_4024_001

旧市街のフビエズドスラボボ広場(Hviezdoslavovo námestie)にはスロバキア国立劇場(旧劇場)があります。表から見た感じでは、フォルクスオーパーとほぼ同じ、小ぶりな劇場です。そのため最近、近代的なデザインの新国立劇場がドナウ川沿いに誕生しました。

現在、両方の劇場が使われているので、もしオペラなどを観る場合、どちらの劇場で上演されるのかを確かめていかないと、とんでもないことになりそうです。両方ともオペラ専用劇場ではなく、演劇なども上演さえています。今回は短時間の訪問だったので、Feriは劇場内は見ていませんが、いずれは旧劇場の方でオペラを観たいものです(オペレッタはやっていないので… coldsweats01 )。

Img_105_12_4026_001

そして、国立劇場の近く、フビエズドスラボボ広場に面してスロバキア・フィルハーモニーの本拠地となっているコンサーホール、レドゥタ (Reduta)があるのですが、なぜか一部はカジノとして使われています。やはりホールを維持するための費用捻出でしょうかね delicious 。そうそう、旧市街の中にはスシ・バーもありましたね。

notes 続きは明日、お届けします delicious

※「人気ブログランキング」に登録しています。下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります。

01_br_banner_usagi

旅行・地域 |

« いずこも同じ 舞台裏 | Main | 番外編 ブラチスラバ案内(その2) »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« いずこも同じ 舞台裏 | Main | 番外編 ブラチスラバ案内(その2) »