ウィーン大学のビアハウス
クリスマス市はradio Arabellaがメインスポンサーになっているのですが、ウィーン大学に入っているレストランも、対抗してグリュワインやプンチ、軽食などを出す仮設店舗(といっても規模が大きいですが)を出しています。
昨年末に訪問した時には、この仮設店舗の一角に馬や羊が「展示」(もちろん本物)されており、子供さんに大変な人気を集めていました。
ここだけの話ですが、実は、ここはグリュワインなどが本格的なマグカップで提供されるのですが、デポジット制ではありません。ですから、皆さん、飲み終わるとテーブルの上に置きっぱなし…(本来は返却口があるのですが、お金に関係がないので、j置きっぱなしという訳です )。また、グリュワインのお値段も50セントほど安かったので、穴場的な存在かもしれません
。
さて、この仮設店舗を運営していたのは、ウィーン大学に入っているレストランなのですが、その名前が「UNIVERSITÄTS BRÄUHAUS Dr.Pils」。 大学ビアハウスというのはすごいですね
。何と言っても店名の「Dr.Pils」が良い
。洒落ています。
おそらく日本でもおなじみのピルスナービアから来ているのでしょう。ピルスナーは、チェコのピルゼン地方を発祥とするビアで、ホップの苦みが特長です。日本のビアは大半が、このピルスナービアです。余談ですが、Feriの日本に住む友人は、大のビア好きなのですが、“一生のうちに一回で良いから、チェコのピルゼンで本場のピルスナービアを飲みたい!!”と常々言っています(その気持ちは痛いほどわかりますよ。Wさん )。
さて、大学のビアハウスですから、つい学食のイメージで安いのでは…と考えてしまいますが、表のメニューを見ると、意外なことに市中のレストランとほとんど変わりませんでした。店内は大きなテーブル中心のビアハウススタイルで、大人数で行ったら楽しそうな感じの場所です。そのときはFeri一人だったので、入りませんでしたが、今度、友人と連れ立っていってみたいと思っています(夜のビアハウスに一人で入るほど、わびしいことはありません)。
なお、先にご紹介したグリュワインですが、マグカップはUNIVERSITÄTS BRÄUHAUSのロゴが入ったオリジナルバージョンでした。
また、アドヴェントの期間は、屋外にテントを張った臨時店舗もできており、その中で盛り上がっているグループもいましたね。テントと言っても、完全密閉式なので、風の影響はないようです 。
※「人気ブログランキング」に登録しています。下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります。
Comments