ウィーンでも「やればできる」 シルヴェスターへの衣替えは早いぞ!
皆さん、昨日のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートは、どのような感想をお持ちになりましたか?
ウェルザー・メストさんですが、無難な指揮ぶりだったような気がします。日頃からオーケストラと良好な関係を築いているので、安心して見ていられましたね 。来年の指揮はマリス・ヤンソンスさんに決まりましたが、お体の具合が若干心配ですね。是非、お元気になって指揮をしていただきたいものです
さて、今日は「シルヴェスターの準備にまつわる話題」をお届けしましょう。
すでに爆竹が鳴り響く「恐怖のお祭り 」は終わってしまいましたが、ウィーンでは、クリスマスからシルヴェスターまでの期間が短いため、その準備は大変です。
2010年は12月25日が土曜、26日が日曜という「ありがたくない日程 」(本来ならばいずれも祝日でお休み)だったのですが、クリスマスツリー市は、23日の夕方から撤収が始まり、24日の午後には跡形もなくなっているところもありました。
また、多くのクリスマス市も23日までの営業だったのですが、クリスマスイブの24日には早くも撤収作業が始まっていました。
そして、Feriが驚いたのは、クリスマス当日の25日にも朝から撤収作業を行っていたことです。
そして、同時にシルベスター向けの準備も始まりました。大型ディスプレイ装置やシルベスター用の屋台、イベント用のステージなどが運び込まれ、26日の朝には、道路に固定されているベンチの撤去が始まりました。道路に固定されているベンチまで撤去するとは、驚きましたね
そして、26日の午後には、早くもブタグッズを販売する屋台の中には商品の陳列を始めているところもありました。写真はブタ君をはじめとする「縁起物」の商品を陳列中の屋台です 。
オーストリアは、すべてにのんびりしているのですが、さすがにクリスマスからシルヴェスターへの転換スピードには目を見張るものがあります。何しろ、多くのお店が休んでいるクリスマス当日に大規模な作業を集中的にしているのですから…
しかし、ここで力を使ってしまうためか、シルヴェスター関連の撤去には若干時間がかかるようです。まぁ、このあたりは致し方ないかもしれませんね。もっとも、1月6日の「三聖王の日」までが、クリスマスから続く一連の行事なので、このあたりを境に撤収作業が設定されているようです。
ところで、最近では旧市街の「シルヴェスター街道」以外の周辺住居地域でも 爆竹を鳴らす○○者
が増えているようで、シルヴェスターは自宅にこもっている方も多いようです。
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