変わったお店シリーズ8 民族衣装専門店ですが‥
昨日3月3日は、国立歌劇場の舞踏会でした。ORFではテレビ中継も行われています。予定通り、ガランチャさんが出演し、見事な歌声を披露していました。また、例の問題おじさんも来場したそうですが、騒ぎが大きくならないようにマスコミが配慮したようです。なお、写真特集がこちらのKurierのサイトやPresseのサイトに掲載されていますので、ぜひ、ご覧ください 。
さて、今週の「変わったお店シリーズ」は、「民族衣装専門店」です 。
女性のディアンドルに代表されるオーストリアの民族衣装は、今でも地方に行くと立派に正装として使われています。冒頭の写真は、夏祭りの一コマですが、民族音楽のコーラスに出演するお子さまは、皆さん、民族衣装です。
まぁ、さすがにウィーンではお召しになっている人は少なくなっていますが、それでも伝統的な衣装を専門に扱うお店はけっこう存在しますね。
ケルントナーシュトラーセにある高級店Lanz、ミヒャエラー広場にあるLoden Plankl、ショッテンガッセのTrachten Tostmannなどは有名ですね。
オーストリアの民族衣装は、大人用もなかなか魅力的なのですが、子供用はかわいらしいので人気があるようです。地方の観光地などでは、お土産用として子供用の民族衣装を販売しているところもあります。
そのため、先にご紹介した有名店では、大人用はもちろん、子供用の民族衣装も販売しています。今日、ご紹介するのは民族衣装専門店なのですが、子供服専門店です。
ショーウィンドウには、かわいらしいデザインの子供用民族衣装が並んでいます。あいにくFeriは、子供服を買う予定がないので、店内に入って細かく観察はしていませんが、子供服専門店なので、当然、品揃えは豊富なようです。また、各種サイズも揃えてあるようなので、幅広いニーズに対応できそうです。
普通の子供服専門店ならば、一定のニーズがありますから、商売になりそうですが、このようにターゲットを絞り込んでしまって、大丈夫なのでしょうかね。それにウィーンの中心部ですと、地価(もしくは賃料)も高いでしょう。しかし、今まで商売を続けていらっしゃるようなので、需要があるのでしょう。
そういえば、お祝い事の際には、子どもさんが民族衣装をお召しになっている姿をよく見かけますからね 。
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