« 工事はいつから?→始まりました | Main | 2011バーデン夏劇場のプログラム »

March 30, 2011

オーストリアらしい催し物

Img_109_03_5094_001

今日はステファン・プラッツで開かれたオーストリアらしい「ちょっと変わった行事の話題」をお届けしましょう。

さて、キリスト教の行事の中でもイースター(復活祭)は重要な行事です(今年は4月24日)。また、復活祭までの四旬節も大切な期間となります(現在、四旬節の期間中ですが)。

さて、そんな四旬節に入った3月12日、ステファン・プラッツの前を通ったところ、巨大なテントが設営されていました。場所柄、キリスト教関連の行事ではないかと思ったのですが、のぼりやポスターを見ると「Tag der liturgischen Dienste 2011」と書かれています。最初は意味がよくわからなかったのですが、どうも神父さんをはじめとする聖職者の皆さんが参加して、ミサを効果的に運営するノウハウを共有化する催し物のようでした。

一応、キリスト教の教会関係者しか中には入れないようだったので、Feriは見学を遠慮しましたが、ミサをはじめとする典礼で使われる聖職者の衣服、各種の道具なども展示されていたようです。いかにもオーストリアらしい催しですね。

Img_109_03_5243_001

ご存じの方も多いと思いますが、ヨーロッパでは、このところ若い人を中心にキリスト教離れが急速に進んでいます。特にドイツでは、その傾向が顕著だという話を、日本の牧師さんから伺ったことがあります。

オーストリアは、ドイツに比べるとキリスト教(特にカトリックですが)の信者が多いようですが、。それでも昔に比べると、信者の数が減っているとか。恐らく、そういった事情を踏まえて、より信者の心を捉えるミサをはじめとする各種典礼の進め方を、関係者で話し合う行事なのでしょう。やはり定期的に教会へ来ていただくというのがポイントになっているのでしょう。

プロテスタント教会の礼拝は比較的シンプルですが、カトリックの場合、神父さんのお話よりも儀式が多く組み込まれています。また、大切なミサの場合には、聖歌隊だけではなく、管弦楽が入ることもあり、Feriなどから見ると、まだまだ魅力的なのですがね。

ただ、こういった行事を通じて、効果的なミサの進め方を考えているということは、それだけ危機感が強いということなのかもしれません。

Img_109_03_5381_001

余談ですが、日本ですと、だいたいこういった行事は常設のホール、教会の会館など「建物の中」で行われると思うのですが、ステファン・プラッツの仮設テントが会場というのは、興味深いところです。やはりウィーンの中心的な教会であるステファンで行うことに意義があるのでしょう。

なお、最後の写真は四旬節最初の日曜日、3月13日にステファンで行われたミサの模様です。大司教さまがミサを司り、男性聖職者による聖歌が歌われるなど、いつもとは異なる節目のミサでした。また、ミサの中で、日本の地震と津波の被害にもふれ、被災者の方々にお祈りを捧げたのが印象的でした。

※「人気ブログランキング」に登録しています。下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

03_br_banner_sotsugyou


街角の話題 |

« 工事はいつから?→始まりました | Main | 2011バーデン夏劇場のプログラム »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 工事はいつから?→始まりました | Main | 2011バーデン夏劇場のプログラム »