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March 07, 2011

プラーターに「World of Ralis」ができるそうです

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日本では、3月5日に東北新幹線「はやぶさ」が運行を開始し、12日には九州新幹線の博多-新八代間が開業するなど、「鉄道の話題」で持ちきりです。さて、ウィーンでも鉄道にまつわる興味深いニュースが入ってきました。

4月1日にマダムタッソー館がオープンするプラーターですが、今回、鉄道の巨大ジオラマ建設「World of Rails」が発表されました。

ORFの報道によると、ホールは3000平方メートルで、ジオラマ部分は1000平方メートルという大規模なものです。

世界遺産にも指定されているセメリング鉄道からワッハウまでをカバーする計画だそうでです。気になるスケールは1/87サイズのHOが採用されるようです。HOスケールならば、地元オーストリアで製造している模型車両も使えますからね。

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ジオラマの場合、一部分を省略する形で作られますので、「セメリングからワッハウまで」と言っても、見どころをピックアップして建設することになるでしょう。

ヨーロッパでは鉄道博物館にジオラマが設置されているところが多いのですが、ウィーン郊外の「鉄道博物館」(Eisenbahn Museum Strasshof)には、規模の小さなジオラマしかありません。それを考えると、今回の施設は人気が出るかもしれませんね。恐らく2013年に暫定開業するウィーン中央駅 (Wien Hauptbahnhof)に合わせた企画でしょう。ちなみに三枚目の写真が、プラーターの建設予定地だそうです。

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さて、気になる「World of Rails」のオープンですが、予定通りに進めば2012年だそうです。なお、ORFの報道によれば、製作は制作費が安いスロバキアで行われるとか。いずこも同じですね。

ところで、この手の鉄道ジオラマなのですが、建設費もさることながら、維持費が非常にかかるそうです 。というのは、運転距離が長い上に運転頻度が高いため、市販の鉄道模型では耐久性に問題があるとか。

そのため、遠くから見ると市販の鉄道模型のように見えますが、実は走行装置などは「特注品」を使っているケースが多いそうです。今回、プラーターに建設される「World of Rails」も設置面積から考えて、線路の距離も非常に長いと思われます。そうなると、ジオラマで鉄道を安定的に運転して、来ていただいたお客さまに楽しんでもらうためには、ジオラマ本体と同時に、そこを走る車両は特注品にするか、走行装置だけでも改造する必要が出てくることでしょう

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なお、この手のジオラマはヨーロッパ各地にありますが、ドイツのハンブルクにある施設「ミニチュア鉄道博物館」(Miniatur Wunderland Hamburg、設置面積約1150平方メートル)が有名です。今は観光名所になっている港湾地区の煉瓦倉庫内にあるもので、日本でも時々テレビ番組などで紹介されています。ドイツ人らしく芸が細かいところが「売り」で、ジオラマ内にある模型のガソリンスタンドなどは、毎日、ガソリンの単価を変えているという話もあります。また、ここはドイツだけでなく、スイスやオーストリアなどのエリアも設置されています。

そういえば、日本でも3月1日に京都の嵯峨野観光鉄道が金閣寺や清水寺などを配置した「ジオラマ・京都・JAPAN」(設置面積は約285平行メートル、線路の全長は約2700メートル)がオープンしました。

また、3月14日にオープンするJR東海の企業博物館「リニア・鉄道館」にも、東海道新幹線沿線の代表的な建物や景色が再現されたジオラマが設置されています(設置面積約221平方メートル)。Feriも子どもの頃は、このジオラマを見るのが大好きだったですね

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