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April 27, 2011

こんなスノーボールができたら大変です

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今日は、「ちょっと変わった広告のお話」です。

ところで、皆さんは、ウィーンの土産物屋さんで、スノーボールを買ったことはありませんか? 水の入った球形状のガラスの中に、観光施設や有名人のミニチュアが入っており、ゆらすと中に入っている白い粉が雪のように見える‥という「あれ」です。

冒頭の写真はオースタン・マルクトの屋台で見つけたものですが、常設の土産物屋さんでも定番として並んでいますね。こちらでは比較的ポピュラーな土産物のようで、大きさも含めて色々な種類のものが販売されています。

さて、先日、ウィーンの地下鉄駅で、このスノーボールをモデルにした公共広告を見かけました。ご存じの方も多いと思いますが、ウィーンの地下鉄には、プロジェクターを使ったディスプレイを設置している駅があります(当ブログでも、その映像をネタにした記事を何回か書いています )。

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放映している映像は、ニュースや天気予報などもありますが、色々な広告も流れます。普通の広告が多いのですが、その中には「公共広告」も含まれています。

で、今回、見かけたのは二枚目の写真。きれいなスノーボールの中に、何やら怪しげなものが‥これは一体なんでしょうか? もうおわかりですね。「犬の○○○」です。しかも、左側のコピーがふるっています

“Wien、Wien、nur Du ALLEIN‥”“HAST ES IN DER HAND.”前半は日本でも有名な歌、ジーツィンスキー作「ウィーン、わが夢の街」の一節を引用している(というか引っかけた)ようです。これを逆手にとるという、まぁ、ひねりにひねったアピールです。で、二枚目の映像に移ります。「放置しないで、ちゃんと処理してください」というメッセージが出てきます。

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要するに「市内で犬の○○○」を放置すると罰金(36ユーロ)が科せられるようになったにもかかわらず、未だに不届き者がいるために、当局がこういった公共広告に踏み切ったのでしょう。

つまり、このまま「犬の○○○」を放置しておくと、そのうち、ウィーンの名物になってしまってスノーボール化されてしまうかも?というメッセージなのでしょうね。

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アイデアとしては出色ですが、日本人のメンタリティには、ちょっと合わないような気もしますね 。例の「犬の看板」の方が、良さそうな気がするのですが‥ この「犬の看板」も、すさまじい勢いで増殖中なのは、いうまでもありません。さて、皆さまのご感想はいかがでしょうか。

しかし、ウィーンの公共広告というのは、意外と一ひねりしたものが多く、楽しませてくれます。以前、Wiener Linienが「無賃乗車の言い訳集」をまとめて広告にして、話題になったことがありましたね。

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