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June 17, 2011

変わったお店シリーズ17 ビルディング内のガススタンド

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今週の「変わったお店シリーズ」は、「ビルディング内のガススタンド」です。

日本では消防法の関係でガススタンド(ガソリンスタンド)の設置には、様々な制約があるそうです。とくに「危険物の規制に関する政令」の中に「取扱所の位置、構造及び設備の基準」という項目があり、細かく(日本らしく)規定されています。

内容を紹介しているWebサイトを見たところ、火災による事故防止を重点に考えられているようで、防火壁の設置をはじめ、スペースの取り方、舗装の傾斜、販売室とドライブウェイ間の段差などが細かく決められています。また、静電気が危険なため、湿度を上げる目的で散水用の蛇口や消化器の数と種類も決められているそうです。

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このように細かい規制があるためか、日本ではビルディングの一階部分に設置するのは、非常に難しいようです。もちろん、東京都心のように土地の確保が難しい場所では、ビルディング内に設置してあるケースを観たことがありますが… Feriは、この方面は素人なので、詳しくは知りませんが、恐らく規制をクリアするために、様々な対策がとられていることでしょう。

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さて、ウィーンでは、日本とは異なり、市内ではビルディングの一階にガススタンドが入っているケースが意外と多く見かけます。

元々、ウィーンの街は郊外を別にすれば、昔から集合住宅がビルディングが多い土地柄です。そのため、ガススタンドを設置しようとなると、必然的にビルディングの一階部分を利用せざるを得ないという事情もあるのでしょう。

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今回、掲載した写真は7区で見つけた例です。スタンドの存在がわかりにくいためか、周囲に案内板が設置されていました。また、ガススタンド、おなじみの料金表示が道路から見える場所に付いているのは、何処も同じですね。ただ、気になったのは、比較的古いビルディングなので、一階の天井が予想以上に低いということです。

何となく、蒸発したガスが貯まりそうな予感が…とは言っても、この上は集合住宅になっており、人が住んでいる訳ですから、安全対策は十分にとられていることでしょう。実際、お住まいの皆さまは、どんな感想をお持ちなのでしょうかね。

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それと、通常のガススタンドと違って、柱があるため、車道から入りにくいような印象を受けました。実際、見ていると自家用車が給油のために入ってきましたが、かなり急角度で曲がらないと、ガススタンドに入れないようです。まぁ、慣れていれば、さほど難しくないのでしょうが、初めての時には注意が必要かもしれません。

それと、当たり前と言えば、当たり前なのですが、一方通行の道路に面して設置されているガススタンドの場合、良品表示は反対側(つまり自動車が走ってこない方向)にはありません。写真を見比べていただけるとわかると思います。

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また、ブルク劇場とフォルクスガルテンの間にあるガススタンド(最後の写真)のように、道路上にあるようなスタンドも見かけます。これらは、いずれも生活から出た知恵なのでしょうが、いずれもセルフ方式なので、火災事故防止に代表される安全対策がどのようにとられているか、興味があるところです。


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