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June 22, 2011

あっ、危ない。軒下にご注意

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今日は「お店のシャニ・ガルテンにまつわるお話」です。

この時期、ウィーンでは、レストランやカフェの多くが歩道に客席を設けていますね。日本ではテラス席と言うことが多いですが、こちらで「シャニ・ガルテン」と呼ぶのが一般的です。なぜ、「シャニ・ガルテン」と呼ぶのか? 「シャニ」とは何なのか? については、山城薫さんのエッセイ集「風の街のシンフォニー ウィーン便り」をご覧ください

お店によっては、テントやパラソルを全く設置していないところもありますが、普通は強い光線を避ける、にわか雨を避けるという理由からテント状の軒やパラソルが設置されています。

さて、ウィーンのシュヴァーデンプラッツ付近に比較的大きなアイスサロンがあります。この時期に一年分の稼ぎを確保するためか、広いシャニ・ガルテンを持っています。

先日、ふとこの前を通りかかったところ、シャニ・ガルテンで、大人の皆さんが、大勢、巨大なパフェを召し上がっていました。本当にウィーンの人は、アイスクリームが好きですね。その時、ふとシャニ・ガルテンの上にある立派な軒を見ると、興味深い標識が下がっていました。

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この標識は「高さ制限」を示すものですが、最初は“なぜ、こんなところにあるの?”と疑問に思いました。が、しばらくして、荷物を搬入する自動車が歩道の上を走ってきて、疑問が氷解しました。

そうです。自動車がシャニ・ガルテンの上にある軒を引っかけて壊してしまったことがあるのでしょう。そこで、注意標識を設置したのだと思います。このお店では、春先などはシャニ・ガルテンの周りをビニールで覆っていますから、軒も目立つのですが、夏になると軒だけになってしまいます。さらに、手前のお店にはシャニ・ガルテンがないため、このアイスサロンだけが突出しています。いかにも引っかけやすいロケーションと言えるでしょう

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そこで、おっちょこちょいのドライバーさんに対して 警告をしているのでしょうね。しかし、高さ制限が2.1メートルということは、背の高い方ならば頭をぶつけてしまう可能性もあります。そのように考えると、歩行者の方への注意も兼ねているのかもしれません。

いずれにしてもアイスサロンで美味しいパフェを食べているときに、ひさしに車がぶつかったら、興ざめですね。
余談ですが、この標識、万国共通なので、日本で見かける物と全く同じデザインです。

ウィーンではシャニ・ガルテンが多いですが、このような立派な「高さ制限の標識」を取り付けているところは少ないと思います。

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