« 変わったお店シリーズ17 ビルディング内のガススタンド | Main | 番外編 新国立劇場「マダム・バタフライ」 »

June 18, 2011

いつ完成するの? シュヴェヒャート空港の新ターミナル

Img_5553_001

今日はウィーンの「空の玄関」(表現が古いですねぇ )、シュヴェヒャート空港の話題です。

最近、シュヴェヒャート空港をご利用になった方は、現在のターミナルに加えて、建設中の新ターミナル(外側が黒く見える建物)を目にした方も多いと思います。このターミナルですが、「Skylink」という名称で、当初、スイスと共催で行われたサッカーのヨーロッパ選手権に合わせて、2008年のオープンが予定されていました。ところが、実際には2011年になっても新ターミナルは開業していません 。日本だったら、こういった国家的行事がある時、公共事業は間に合わせるのが得意ですが、ズルズルとオープンが後れているのがオーストリアらしいところです

新しいターミナルの建設が決まったのは、東ヨーロッパ諸国のEU加盟などによりシュヴェヒャート空港は、東ヨーロッパの重要なハブへと発展したことが要因です。さらに、ウィーンは国連機関があることから、中東の航空会社も結構乗り入れています。こういった事情から現在のターミナルでは手狭になってきたため、新しいターミナルの建設が決まったものです。1999年にコンペが行われ、2000年11月に工事内容が決定しました。

Img_7003_001

シュヴェヒャート空港のWebサイトによると、新ターミナルビルは長さ270メートル、幅55メートルの幅では新ターミナルビルで、総床面積は76000平方メートル、チェックインと出発ロビーは2階、到着ロビーは1階に設置されます。全体的にガラスを多用したデザインが特長になっていますね。

計画ではチェックインカウンターは64カ所、セキュリティチェックは12カ所、手荷物返却用のコンベアーが10カ所、それぞれ設けられるそうです。

Img_105_12_2328_001

現ターミナルは古い設計なので、現在、主流となっている到着旅客と出発旅客が完全に分離されていません。ただ、現ターミナルの場合、各出発ゲートのところで個別にセキュリティチェックを行っているため、保安上の問題は一括でセキュリティチェックを行っている空港に比べると問題は少ないようです(反面、効率は良くありません)。

今回の新ターミナルは、到着旅客と出発旅客の導線が完全に分離されるようです。その他、乗り継ぎ最低時間も25分で可能なように設計されているとか‥

Img_105_12_2329_001

一方、飛行機に接続するボーディングブリッジが取り付けられるゲートビルは長さ450メートル、幅33メートル、総床面積71000平方メートルで、シンゲンゲートが33箇所、非シンゲンゲートが15箇所、それぞれ設置されるとか。入国審査ブースも18カ所に増えるので、混雑の緩和が期待されているようです。

Img_110_04__5499_001

なお、従来のターミナルのゲート番号はB、C、Dなので新ターミナルのゲート番号は、おそらくAになるのでしょう。おもしろには新ターミナル付近に整備されたエプロンは「沖止め」(ターミナルに直結せず、バスでターミナルまで移動する方式)用として使われていることでしょう。Feriも、何度か新ターミナル近くエプロンに着いたことがあります(最後の写真は新ターミナルのエプロン地区に到着した 便です)。

2008年オープン予定だったのが、後れた原因は、こちらお得意のゴタゴタ(建設費の高騰など)だそうです。結局、責任者の交代などが行われ、現時点では2012年前半の開業が予定されているそうです。が、また延期になってしまったら、ごめんなさい

恐らく新ターミナルのオープン後に、旧ターミナルのリニューアル工事も行われることになるでしょうね。


※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_austria_001

街角の話題 |

« 変わったお店シリーズ17 ビルディング内のガススタンド | Main | 番外編 新国立劇場「マダム・バタフライ」 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 変わったお店シリーズ17 ビルディング内のガススタンド | Main | 番外編 新国立劇場「マダム・バタフライ」 »