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June 20, 2011

中国でハルシュタットを建設中‥とか?

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今日は「オーストリアに関するテーマパークのお話」です。

といっても場所は中国(大陸の方)。何と、中国が広東省にザルツカンマーグートの名所で、世界遺産にも指定されているハルシュタットをコピーした施設を建設中だそうです。クリーエ紙によると、教会や民家、街並をそっくりまねているようです。ただし左右対称でデザインされているとか‥(しかし見出しの「Chinesen wollen Hallstatt 1:1 nachbauen」というのがいいですね。とくに一分の一。)

BBCのニュースでも取り上げていたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

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ハルシュタットは、最近、日本のツアーが良く訪れるようになるなど、世界的な有名な観光地(写真は本物のハルシュタットです)。

当然、地元の反応は様々です。“これでまた知名度が上がる”と、肯定的な反応の村長さん、ぎゃくに“知らない間に我が家とそっくりの家が中国にできるのは愉快じゃない”というホテルのオーナーさん。これが正式にハルシュタット村にオファーをして、提携している施設ならば問題はないのでしょうが、「当然」、無許可で作っているようです。そのため「Imitation」と揶揄されています

まぁ、中国はコピー商品が得意ですからねぇ。無許可でディズニーに登場するキャラクターをコピーしていた石景山遊楽園というテーマパークもありましたね(その後、ここでは日本のアニメーションをパクっていることも判明 )。まさか町並みまでコピーするとは、Feriもビックリ。

中国で建設中の偽ハルシュタットですが、純粋なテーマパークではなく、高級住宅が併設されるというところから、運営形態については日本の長崎にあるハウステンボスをコピーした可能性があります(こちらはユトレヒトをモチーフにしています。日本なので当然、オランダ政府の全面的な協力を得て建設されました。また、園に隣接して分譲別荘や分譲マンションがあります)。

さて、地元のハルシュタットでは、“そういえば、去年あたりに観光客らしからぬ中国人がよく来ていたけど、今から思うと隠密行動で資料収集に来ていたのではないか(スパイ行為ですね)”という噂話も流れているようです。日本人が中国のスパイと間違われないかちょっと心配なお話でもありますが

ところで、日本では愛媛県今治市に日本食研さんが、ベルヴェデーレ宮殿を模した工場(日本食研KO宮殿工場)を作っていますね(下の写真)。見学もできるようで、地元の観光名所になっています。

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宮殿工場を作った理由ですが、同社のスローガンが、「世界の食文化の開拓者となろう」ということで、世界の味・食文化を社内外に広く伝える手段として、宮殿工場が建設されることになったそうです。

ベルヴェデーレ宮殿がモデルとなった理由ですが、数々の晩餐会が開かれ、後の世界の食文化に大きな貢献を果たした中世ヨーロッパの宮殿だからだそうです。さらに工場として使いやすい形も要因になっているとか‥

ちなみに工場は、本物の宮殿より、幅1.3倍、奥行き2.3倍と大きく、外部から見ると3階建てなのですが、内部は5階建になっているそうです。こちらは日本ですから、事前に宮殿側とコンタクトをとっているのでしょうね。興味深いところなのですが、Feriは行ったことはありません

なお、BBCのニュース映像はYouTubeにアップされていますので、ご興味のある方はご覧ください。こちらには中国の建設現場なども紹介されています


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