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July 25, 2011

まさかフロッシュさんが居たのでは?

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今日はオペレッタのような「オーストリアらしい実話」です。

ヨハン・シュトラウスの名作オペレッタ「こうもり」で、皆さんがお楽しみにしている人物が3幕に登場する「飲んだくれ看守」(いわゆるアル中)のフロッシュですね。朝帰りした所長フランクとの掛け合いも見どころの一つ。
まぁ、あんな看守はさすがに居ないと思っていたら、アッと驚く事件が…

先日、ウィーン8区のヨーゼフシュタット刑務所で、2人部屋に収監されていた受刑者1人が刑期を終えて出所することになりました。ところが、まだ3年も刑期が残っていた31歳の受刑者Nikola Bが、出所予定者の書類で、まんまと脱獄。何とビックリ、故郷のセルビアへ高飛びしてしまったそうです。

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刑務所の職員を見事に騙して脱獄した受刑者は、住居侵入(いわゆる空き巣)で逮捕され、裁判で懲役刑が確定し、ヨーゼフシュタット刑務所に収監されていたそうです。

新聞報道によると、2人は12才も年が離れている上に、顔も似ていなかったとか。どうも出獄予定者と共謀して、書類を細工したようで、それを刑務官フロッシュが見抜けなかった…というお話のようです。まるで「こうもり」に出てくる刑務所のようなお粗末さ…まさか所長はフランクではないでしょうね。脱獄の手引をしたのがオルロフスキーだったりして…

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EU拡大にともない国境のイミグレーションがなくなりましたから、あっという間に隣国へ逃げることは可能ですから、始末が悪いですね。それにひきかえ、警察の方は自国内の追跡ですから…先日、「ざるのおじさん」でオーストリア警察のおおらかなところをご紹介しましたが、こういうのは困りますねぇ

今回の一件を受けて、再発防止策として、機械による指紋照合を行うことを決めたそうです

Feriは、日本の刑務所がどのように本人確認をしているのかは知りませんが、オーストリアらしいお話だと思いませんか。

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