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July 09, 2011

「土管ホテル」に泊まろう!!

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先日、Webサイトを見ていたら、「世界の珍しいホテル」という紹介記事が目にとまりました。その中に、オーストリアの「土管ホテル」(正式名称は「Das Park Hotel」)が紹介されていました。Feriは実際に現物を見ていないのですが、ちょっとおもしろそうなので、ご紹介します。

構造は至って簡単。巨大なコンクリート製の下水管ブロック(直径2.6メートル)の中に、部屋が作られています。しかも、この「部屋」が、一見すると無造作に公園内に置かれています coldsweats01

Andreas Straussさんという方のアイデアらしく、2004年、リンツにオープンしたようです。その後、リンツ近郊のドナウ川沿いにある街Ottensheimに移動しました。写真を見ると3部屋(3ユニット)設置されています。

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部屋の中は、事実上、ベッドのみ。実際、紹介しているサイトでも「Bed & Breakfast」のカテゴリーに入れていました。案内図を見ると、キャンプ場を併設した公園内に設置されているようです。

利用方法ですが、予約をすると電子メールでアクセスコードが伝えられ、それをドアに付いているキーパッドで入力すると、解錠される仕組みになっています。こういったところは、超近代的。

円筒形の土管を丸ごと使用しているため、ドアと反対側については、閉鎖されており、オーストリア人アーティストThomas Latzel Ochoaさんによる壁画が描かれているようです。ただ、中はコンクリートのむき出し。部屋と言っても、実際にはベッド(ダブルベッド仕様)だけで、くつろぐ場所はありません。

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ただ、電気は通っており、ベッドサイドに電気スタンドが設けられているのがわかります(同ホテルのWebサイトではコンセントもあるので、デジカメの充電も可能と書いてありました)。また、ベッド下がラゲージスペースになっています。このあたりは、合理的な設計ですね happy01

一見すると、全く窓がないようなイメージがあるのですが、同ホテルのWebサイトに掲載されている図面を見ると、斜め上に「円形の明かり取り」が設置されています。

この下水管ブロックですが、9.5トンもあるそうで、耐久性は抜群だとか…(まぁ、当たり前と言えば、当たり前ですが)。しかし、まるでシェルターのような感じですね。それに9.5トンもあるのでしたら、ゴロゴロと回転させる…というイタズラは不可能でしょう。

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ところで、トイレやシャワーなどはどうするのかというと、敷地内に設置されている公共施設を使うようです。お食事については、街の中心部までお出かけになる必要があります。もっとも小さな街ですから、たいした距離ではありません。お散歩がてら、どうぞ…という感覚ですね。感覚としては、キャンプ場のバンガローに近いでしょうか。

このDas Park Hotelですが、チェックインは15時、チェックアウトは11時59分となっていました。時間外になると、電子キーのアクセスコードが変わってしまって、ドアが開かなくなるようです。

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完全に屋外に設置されていることもあり、オープン期間は5月から10月までとなっているそうです。ただ、Webサイトによると「洞窟ホテルと同様、夏ははかなり涼しく、そして冬は温かい」そうです。しかし、いわゆる窓がないので、閉所恐怖症の方には向かないかもしれません bearing

最も、日本ではカプセルホテルなどがありますので、あまり奇異な感じはしませんが…泊まってみたいとお考えの方も多いと思いますが、意外や意外。シーズン中は予約で一杯でした。

というのは、このホテル、実験的なプロジェクトとして、料金は利用者が決める方法をとっているようで、格安で利用できるからなのでしょう。

なお、土管ホテルはドイツのBerneparkにも、同じものが開設されています。さすがに「変わったホテルの代表格」といった感じなのか、エアラインの機内誌などにも、よく取り上げられるようで、ご存じの方も多いようです。詳しくはDas Park HotelのWebサイトをご覧ください。


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