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September 20, 2011

「MISTFEST2011」がありました

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今日は「ウィーンで行われたフェストの話題」をお届けします。

秋は週末ごとに色々なフェスト(お祭り)や行事が開催されます。9月17日と18日の両日、ウィーン17区にあるMistplatzで「MISTFEST2011」が開催されました。

今年で20周年になる行事だそうですが、日本語訳が難しいですね。直訳すると「ゴミまつり」になってしまいますが、雰囲気としては「清掃局まつり」といった趣です

このフェストですが、市内に設置してあるゴミ箱にポスターが掲示されてたこともあり、かなり知名度が高かったようです。なにしろゴミ箱の数が半端ではないですからね。また、ポスターのデザインですが、「ほうき型の楽器」をモチーフにしたユニークなものでした。実際、各種のバンドによる演奏もあったので、広告に偽りなし‥

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MistplatzHernalsは清掃工場ではなく、日本で言うところのゴミの中間集積場のようです。ここに市内で回収したゴミをいったん集積して、分別の上、それぞれの処分場へ送る‥というシステムのようです。当然、清掃車が多数配置されれいます。

Feriは始めて行ったのですが、MISTFESTは基本的には清掃局の行事なのですが、会場内を見ると消防、救急、警察、水道、下水、公園、交通、動物保護など、いわゆる公共機関がブースを多数出展していました。公共組織揚げてのイベントといった感じですね。

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とは言っても、清掃局主催のイベントなので、ゴミの分別やゴミのリサイクルなどを啓蒙するためのブースやイベントが多数、行われていました。今回、目玉だったのは、ゴミ同然の廃車から、見事に復元されたクラシックカーでしょうか。マスコミなどにも取り上げられていました。車体の色は清掃局のシンボルカラーのオレンジというのがご愛敬。

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最近は、ウィーンのフェストでも「ゆるキャラ」が出てくるようになりました。今回は公共機関が多数出展していたことから、「ゆるキャラ」も多数出演。写真の犬は清掃局のキャラではありませんが、日本の千葉県を代表するゆるキャラ「チーバくん」に似ているような‥(これで、色がオレンジだったらご親戚になってしまいます

こういったフェストを通じて、ゴミ問題に関心を持ってもらうという方法はウィーンらしいところです。もちろん、フェストなので当然、ビアガルテンは三箇所に設けられていました。このあたり、硬軟取り混ぜて行うところがウィーン流。

また、多くのブースでクイズをやっており、クイズに正解すると商品がもらえるようになっていました。主催者側としてはクイズで関心を高めてもらおうという魂胆なのですが、お客さまの目当ては商品のグッズ。タダでグッズがもらえるとなると、何処も同じで、人気を集めていました。

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このほかにも、建物(清掃車の車庫らしいのですが)の中では、バンドによる演奏が行われていた他、子どもさん向けの遊戯施設が随所に設けられるなど、家族揃って楽しめるイベントになっていました。

さて、Feriはここでビアを飲んでびっくり仰天。何とDIE48ERという清掃局のロゴ入りグラスを使っているのです。こういったところの「こだわり」がウィーンらしいですね。

また、通常、この手のイベントでは、ビアグラスなどにはガラス製を使っても、軽食用のお皿やナイフ、フォークなどは使い捨てのプラスチック製を使います。が、さすがにゴミ屋さん。お皿は陶器、ナイフやフォークは金属製。徹底的にゴミ減量にこだわっていました。なるほど、こういう姿勢が大切なのでしょうね。

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また、古い清掃自動車を保管しており、きれいな状態で展示されていました。日本では清掃自動車を保存するという発想すらないとは思いますが、産業遺産の一つして保存している姿勢には頭が下がります。ちなみに、今回は3両が展示されていましたが、一番古いタイプは1960年代のものでした。

また、会場内では市内で見かけるゴミ箱をモチーフにしたベビーカーの貸出もやっていましたね。とにかく賑やかなイベントでした。

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ところで、清掃局では各種グッズを作っているのですが、会場の売店ではミニゴミ箱と携帯灰皿、水筒、折りたたみ傘、清掃車の模型、ゲームなどを販売していました。

いわゆる営利目的ではないので、お値段も手頃。街中で見かけるゴミ箱のミニチュア版は一つ2ユーロでしたが、「ゴミ箱のミニチュア」を販売していて、なおかつお買い求めになるお客さまが多いところが、興味深いですね(そういうFeriも、リサイクルペーパー用とプラスチック用を買ってしまいました‥ )。

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さらに、通常、こういった売店で商品を販売する場合、日本のレジ袋のような使い捨ての袋に入れてくれるケースが多いのですが、清掃局直営だけに買い物などにも使える簡易トートバッグに入れてくれました。

当然、トートバッグにはPRメッセージ入り。こちらでは、元々、レジ袋がなく、ビニールに袋などは使い回しをするのが一般的ですが、こういったアイデアは良いですね。

実際問題、この手のイベントで、ゴミ問題に対する啓蒙活動がどれくらい進むのかはわかりませんが、日頃、縁の下の力持ち的な組織が、大規模なフェストを実施するところがウィーンらしい気がします。こんなイベントに喜んで出かけるFeriも変わっていますが‥

会場で演奏していたMusikverein Breitenfutの動画で雰囲気を感じていただければ幸いです。

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Comments

Feri さ~ん!!!(ついつい叫び声)
あのミニチュアのごみ箱、売ってたんですかっ!!
昔、TV で誰かがもらった、と大騒ぎになっていて(だって、むちゃくちゃカワイイんですもん)、どこかで売っていないかと大騒ぎして、私の友人などは、清掃局に電話までかけたそうですが、一般発売はしていなかった、というレアものです。
ううう、知っていたら行くんだった・・・
はっぱ

Posted by: はっぱ | September 20, 2011 16:42

はっぱさん、こんにちは。

以前、市庁舎前のクリスマス市でも清掃局のブース(屋台)が出ていて、ここでも売っていました。ただ、昨年はブースそのものを見かけなかったような気がします。
ちなみに、ミニ・ゴミ箱は全バージョン(生ゴミ、プラスチック、金属、色つき瓶、色なし瓶、再生紙など)が存在しています。

Posted by: Feri | September 20, 2011 21:04

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