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September 29, 2011

オーケストラピットの深さが変わる?

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今日は「フォルクスオーパーのオーケストラピットにまつわるお話」です。

Feriは、フォルクスオーパーでは平土間の最前列で鑑賞することが多いのですが、最近、演目によってオーケストラピットの深さが異なることに気がつきました。

先日、オペラ「リゴレット」を観た時、いつもよりもピットが深いような気がしました。というのが舞台手前にあるコントラバスの上部と舞台の間が広いように感じたのです。

そこで、プロンプターボックスの入り口を見たところ、オーケストラピットの床が下がっているため、金属製のはしごが取り付けられていました。目測ですが、通常より30cmほど低く(つまり深く)設定されていたようです(一枚目の写真が「リゴレット」の時のものです)。

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ピットを深くしている理由ですが、音響的な問題を調整するためだそうです。

ただ、前に観た時はピットが下がっていた印象がないので、その後、情報を入手したところ、前シーズンの後半、「リゴレット」で、オーケストラと歌手のバランスが良くないというが問題となり、ピットの深さを下げることで対応することが決まったそうです。ただ、どの深さが適切なのかは、実際に何バージョンが実験して、オーケストラメンバーなどが客席で確認した上、決めたとか‥色々と大変なのですねぇ confident

確かにヴェルディの作品は、オーケストラの力強い演奏があるので、失礼ながら歌手の声量が弱い場合、声が通らない(オーケストラに負けてしまう)という問題が出てきますからねぇ。

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その後、ミュージカルの「ハロー・ドーリー!」でも、ピットが下がっていることに気づきました。「ハロー・ドーリー!」は、元々出演者全員がワイヤレスマイクを使っているので、こういった調整は不要な気がするのですが、逆にポップス系の曲で賑やかなため、マイクを使っていてもオーケストラの音量を調整しないと、全体のバランスが崩れるのでしょう coldsweats01 。ちなみに二枚目が「ハロー・ドーリー!」の時のもの、三枚目は「ウィーン気質」のです。明らかにピットの深さが違うのがおわかりになると思います。

そういえば、ウィーン国立歌劇場のピットは、フォルクスオーパーに比べると、元々深めに設定されているような気がするのですが、これもオーケストラと歌手のバランスを考慮しているのでしょうかね。国立歌劇場が公演によってピットの深さを変えているかどうかは、まだ確認していませんが、ちょっと興味が出てきました。

なお、今の時点ではオペレッタについては、ピットの深さを調整していないようですが、今後の動向に注目したいところです。


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