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September 25, 2011

懲りもしないでフォルクスオーパーの「リゴレット」へ

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今日は「フォルクスオーパーのオペラ」です。

ヴェルディの名作「リゴレット」は悲しいお話ですが、マントヴァ侯爵が歌う「女心の歌」(La donna e mobile)が有名ですよね。そのため、日本でもファンが多いオペラの一つでしょう。

2011/12シーズン、フォルクスオーパーでは「リゴレット」が継続上演されることになりました。Feriは2009/10シーズンに2回ほど観ていますが、懲りもしないで久しぶりに観ることにしました。

当日の指揮はRossen Gergovさん、主なキャストはマントヴァ侯爵(Der Duca)はOliver Kookさん、リゴレットはOlafur Sigurdarsonさん、ジルダはJennifer O´Loughlinさん、殺し屋スパラフチーレはStefan Cernyさん、マッダレーナはIeva Prudnikovaiteさん、モンテローネ伯爵(侯爵に娘を弄ばれた男)はPeter Wimbergerさん、ジルダの守り役ジョヴァンナはSulie Girardiさん、マルッロ はJosef Luftensteinerさん(オペレッタはご無沙汰ですね)、 ボルサ はAnton Granerさん、チェプラーノ伯爵はFlorian Spiessさん、 チェプラーノ伯爵夫人は Mara Mastalirさん、 警察官は Raimund-Maria Natiestaさん、侍従 はNora Drimbaさん、 モンテネーロの娘 はConny Boseさんという面々でした。

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ちなみに2010年にFeriが観た時は、指揮はManlio Benziさん、マントヴァ侯爵は今回と同じOliver Kookさん、リゴレットはVitomir Marofさん、ジルダは今回と同じJennifer O´Loughlinさん、モンテローネ伯爵も今回と同じPeter Wimbergerさんはでした。

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演出は、2009/10シーズンと同じ。マントヴァは「LA MALEDIZIONE」という架空の映画に出演している映画俳優(トップスター)という想定で、一幕は某映画会社のスタジオ(最初は「LA MALEDIZIONE」のクランクアップシーンです)。そのため、マントヴァ侯爵は映画俳優という設定なので、侯爵というのはちょっと変か? また、近代劇風なので、伯爵という称号もお芝居には関係なし。例によってドイツ語上演、ドイツ語字幕付き。このドイツ語上演が気になる人もいるようです。でも、普通の日本人には、イタリア語もドイツ語も同じかな。

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まず、演奏。不調続きのオペレッタものとは打って変わって、まずまずのコンビネーションでした。指揮者の違いが大きいような気がしますね。若手の指揮者だが、なかなか勘所を掴んでいましたが、オーケストラは色々と大変だった‥というウワサも‥

マントヴァのOliver Kookさんは、以前は一本調子だったのですが、今日は場面に合わせて強弱を使い分けた見事な歌いぶりでした。ただ、この人、どちらかと言えば「さわやか系」なので、女に目がない嫌らしい侯爵という雰囲気は弱い感じがしますね。これだけは仕方がないですが‥

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リゴレットのOlafur Sigurdarsonさんは、文句なし。リゴレットの気持ちを良く表現していました。

ジルダはJennifer O´Loughlinさんは、ぽっちゃり系の歌手ですが(それでも、以前よりはスマートになったというお話)、清楚な感じのジルダにピッタリ(特に一幕二場のリゴレットの家と、トレンチコートで変装する三幕)。声も良く出ていました。ところで、なぜかジルダ役は小柄でぽっちゃり系の方が似合うような気がしますね。

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出演場面は少なかったもののモンテローネ伯爵のPeter Wimbergerさんは見事。さすがにKSだけあって、存在感は抜群。こういった脇役に重鎮を配置することで舞台全体が引き締まることがよくわかります。

演出は好みが分かれるところですが、一幕二場からは設定こそ違うものの、役柄がはっきり見えてきますから、混乱することはありません。。

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音楽的には良い仕上がりでした。一つには主演級の歌手が継続して起用されていることが大きいような気もします。それだけに空席が目立ったのが残念

フォルクスオーパーの「リゴレット」はお値段も手頃ですし、歌手の仕上がりが良いので、チャンスがあったら一度ご覧になってみるのもよろしいかと‥

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