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September 12, 2011

本格的な電気自動車を発見

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今日は「電気自動車のお話」です。

日本でも、最近は電気自動車が注目を集めていますが、こちらでは地域ぐるみで電気自動車や電動バイクに対応するインフラ整備が急速に進んでいます。

早い話が充電ステーションの設置ですね。まだ、電気自動車や電動バイクはバッテリーの問題などから航続距離が短いのが難点です。そのため、気軽に充電できるステーションがないと、車両が普及しないという考えなのでしょう。

昨年9月の記事では、ザルツブルク州南部にあるルンガウ(Lungau)という地域で行われている電動バイク普及プロジェクトをご紹介しました。

電動バイクの方はレンタルも含めて比較的見かけることが多いのですが、電気自動車は、残念ながら見たことがありませんでした。

ところが、ついに「幻の電気自動車」を発見しました。

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場所はザルツブルク州St.Michaelで行われていたFliegrfestの会場です。ただ、車両は個人所有のものではなく、ELECTRODRIVE Salzburgという組織に所属している車両でした。

デザインは2シーターのスマートスタイルに似ていますが、若干大きいようです。いわゆる街乗り用の意識した自動車だと思われます。実際、走っているところを見ることはできませんでしたが、なかなかおしゃれな感じですね

後日、この車両を調べたところノルウェーに本居を置く電気自動車メーカーThinkという会社が発売しているThinkCityというシリーズでした。

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Cityの名前が示すとおり、街乗りをコンセプトにした自動車で、日本でも伊藤忠商事が2010年に日本での独占販売権を取得しています。誘導モーターを使った斬新な駆動システムが売りで、ヨーロッパのみならず、アメリカでも製造ラインを作り、広く普及しそうな電気自動車でした。

でした」というのは、このThinkという会社が2011年6月に倒産したという情報が入ったからです 。その後、どうなったのかはわかりませんが、かなりのバックオーダーを抱えていたようなので、このまま消えてしまうのは残念ですね。

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なお、ELECTRODRIVE Salzburgのサイトには、嬉しいことに日本の三菱自動車が開発したiMiEVも紹介されています。

お恥ずかしい話ですが、Feriは日本でiMiEVの実物を見たことがなかったのですが、何とシュヴェヒャート空港のレンタカー専用駐車場で、発見しました。Europcarというレンタカー会社のマークが施されているところを見ると、貸出用ではなく、業務用の可能性が高いと思います

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電気自動車の普及には、充電ステーションの充実が鍵を握るのですが、ザルツブルク州では、街中にある充電ステーションが設けられているところがあります。写真はルンガウの某街で見つけた充電ステーションで、240ボルトと36ボルトの両方に対応したプラグが取り付けられています。

このあたり充電の仕様が固まっていないのも困りものです。地域ぐるみでの取り組みは評価できますが、実際に電気自動車が街中で実用化されるようになるのは、どれくらい先になるのでしょうね。


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