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November 02, 2011

超番外編 全日空“ドリームライナーB787”国内線プルミエレポート

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今日は「新しい飛行機の話題」です。時々、妙な記事を掲載することがありますが、今回もオーストリアとは全く関係のない話題です。スミマセン coldsweats01

日本のカーボン素材などを多用した新型旅客機ボーイング787が11月1日から、日本の国内線に就航しました。偶然、11月1日、日本国内出張の帰りに岡山から羽田まで乗る機会がありました。まさに「飛行機版、プルミエレポート」です。

日本国内定期便の初便は、全日空の羽田発、岡山行き651便だったのですが、その折り返し便に乗った‥という訳です。

ボーイング787は、飛行機ファンの皆さまはご存じかと思いますが、日本の航空機メーカー、素材メーカーが全面的に製造に関与している旅客機です。そのため、“Made with Japan”と言われることがあります。

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当初は2008年の北京オリンピックに合わせて就航予定だったのですが、様々なトラブルが発生し、量産型の引き渡しが再三、延期されてしまったという曰く付きの機体です。

全日空は、B787を最初に発注した航空会社(ローンチカスタマーと言いますが…)で、11月1日に路線就航した機材は量産初号機だそうです。余談ですが、製造元のボーイング社では“ドリームライナー”というニックネームを付けているのですが、一時は、引き渡しが何度も遅れたため、“夢で終わってしまう旅客機になりそうだ”などと揶揄されていました。とりあえず、完成が遅れたものの、ちゃんと飛んでくれました。

全日空では、1号機と2号機には特別塗装を施しており、11月1日の営業初便に投入されたのは、1号機でした(2号機も既に到着しています)。

羽田では就航初便ということで、大々的なセレモニーが行われたようですが、岡山でも県知事、岡山市副市長、倉敷市副市長をはじめとする地元のVIPが参加してテープカットなどが行われていました。

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ちなみに11月1日から就航した路線は、羽田-岡山間、羽田-広島間なのですが、なぜ、幹線ではないのか…と言うと、新幹線との競争が激しい路線だからだそうです(客室乗務員さんのお話)。これで、話題づくりをしようという魂胆なのでしょう。

機体は最近多いエンジンを二機装備した双発ジェットなので、普通の人が見ると代わり映えしないのですが、翼の長さが異様に長く、かつそり上がっているのが特長です。確かに従来のB777などに比べて、導体の長さに比べて翼は長いですね。ふと、鳥を思わせる風貌です。

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全日空654便は、セレモニーなどの関係もあり、出発が20分ほど遅れて岡山空港を出発。話には聞いていましたが、エンジン音が従来のボーイング777などよりも静かです(ちなみに全日空のB787のエンジンはロールスロイス製です)。

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また、窓が大きいため、中央の座席からも、外が見えました(Feriは、中央の通路側でした)。また、窓のブラインドがなく、電気的にガラスの色が変わる仕組みになっています。そうそう、機内の照明を複数の色に変えることができるようになっています。ふと、フォルクスオーパーの玄関の照明を思い出してしまいました(赤、緑、青、白といった色も何となくそっくり‥)。

機体にカーボン素材を使っているため、従来よりも機内の湿度を上げているとのことでしたが、残念ながら1時間ほどのフライトでは、実感することができませんでした。来年1月からは羽田-フランクフルト線に投入されるとのことなので、ここでは威力を発揮しそうです。このほか、上空での気圧も従来よりも高め(地上に近い気圧という意味)に設定されているとか‥でもFeriには、よくわかりませんでした。

最新鋭の機材だけあって、座席の背面にはタッチ式パネルのディスプレイがついており、従来のコントローラーに加えて、タッチパネルでビデオやオーディオを操作できるようになっていました。

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また、エコノミークラスの座席も工夫されており、後ろに倒れずに、座面の角度が変わる(斜めに滑り落ちる感じ) 仕組みになっていましたね。上りの初便ということで、航空ファンの皆さまが多く、シートベルト着用のサインが消えると、通路を沢山の人が歩き回っているという、普段見られない光景が展開されました。

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全日空654便は順調にフライトを続け、12時00分に羽田空港第2ターミナル64番ゲートに到着しました。話によると、夕方、広島へ向かうそうです。羽田では、隣のゲートにかつての主役ジャンボジェットB747-400が駐機していましたが、世代交代を感じさせるシーンでしたね。

ところで、航空会社では路線就航初便や新機材初便では、記念品を配布するケースが多いのですが、今回はネックストラップと搭乗証明書などが配布されました。これは搭乗者全員に配布されたので、Feriももらって来ました。

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機体が軽量でエンジンの性能も向上しているため燃費が良く、200席クラスながら、欧米線などの長距離路線でも、十分採算が合うそうです。今回は、わずか1時間20分ほどのフライトでしたが、長距離路線で試してみたい‥という気にさせる新型旅客機でした。来年1月からはFeriがよく使うフランクフルト線に投入されるということなので乗ってみたいのですが、羽田発着というのが‥(理由はナイショ delicious )。

なお、日本では日本航空も同機を発注しており、2012年から運行を始めるとのことです。どちらの航空会社でも良いですから、ウィーン線をB787で開設してくれませんかね。

ちなみにオーストリア航空は長距離路線用として、ラウダエアから移管された4機のボーイング777(1機はオーストリア航空の自社発注ですが‥)と、5機のボーイング767を保有していますが、現在のところボーイング787はオーダーしていません。経営再建中だから、導入は難しいでしょうかね。

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