« グラーツ歌劇場「ワルツの夢」 | Main | ウィーン・シュタット・バレエ「眠れる森の美女」 »

December 24, 2011

グラーツのクリスマス市

Img_119_12_3086_001

賑わったアドヴェントも今日でお開きとなります。とくに今年は、クリスマスが週末と重なったため、今週は平日でもクリスマスプレゼントをお買い求めになる人たちで、ショッピングゾーンは大変な混雑でした。

日本では、「ユーロのデフォルトが噂され、景気が冷え切っている」というニュアンスの報道が見られますが、実際、経済活動は活発ですね。ただ、使っているお金はセーブしている可能性は高いとは思いますが‥

さて、先日、「ワルツの夢」を鑑賞するため、久しぶりにグラーツ遠征をしたので、グラーツのクリスマス市の模様をご紹介しましょう。

Img_119_12_3101_001

以前も、このブログでご紹介したことがありますが、グラーツというのは、何かにつけて「ウィーンに対して対抗意識が強い」のが特長です。まぁ、対抗意識が強いという認識がないかもしれませんが、「ウチは違う」というのははっきりしています。これはクリスマス市にも表れています。あと、主要な通りの電飾も当然、スタイルが異なります。

Img_119_12_3010_001

クリスマス市ですが、主に旧市街で開催されています。ただ、ウィーンのように広いスペースがないので、メイン会場となっている市庁舎前広場HAUPTPLATZでも、比較的こぢんまりとしています。

通常からHAUPTPLATZではブルストの屋台が出ているなど、「市」の雰囲気があるのですが、この時期、通常の屋台に加えて、市庁舎側にクリスマス市が立つため、大変な賑わいです。ところで、グラーツでは以前から、この時期、市庁舎の壁面に様々な図形を投影する習慣があるのですが、これは、未だに健在です。

Feriも、その昔、初めて見た時は、度肝を抜かれましたが、今では何とも思わなくなってしまいました。

Img_119_12_3003_001

クリスマス市では定番のグリュワインやプンチを販売する屋台は当然ありますが、いわゆるクリスマスツリーに飾るリースや木彫りのミニチュア(主にキリスト生誕などに関するモノ)を販売する屋台は比較的少ないようです。もっとも屋台の数が少ないことも要因かもしれませんが‥

Img_119_12_3129_001

グラーツの面白いところは、旧市街のちょっとしたスペースでも、クリスマス市を催してしまうことです。旧市街を歩いていると、突然、クリスマス市に出会う‥ということがあるのです。

で、HAUPTPLATZ以外のクリスマス市では、物販に大きな特長があります。いわゆるクリスマス関連グッズよりも、芸術的なデザインの創作調度品や衣料品などを扱っている屋台が非常に多いということです。また、屋台のデザインも、凝っているものもありました。

Img_119_12_3138_001

そのため、いわゆる観光客の方から見ると、ちょっと「興ざめ」という感じがするかもしれませんが、このあたり芸術に対してこだわりがあるグラーツらしいところなのでしょう(何しろ芸術大学があるくらいの場所ですからね)。

学生さんが多い街なので、夕方からはグリュワインを飲みながら歓談する人で、クリスマス市は大賑わいでした。

Img_119_12_3119_001

ウィーンとは違った雰囲気の賑わいを感じることができます。このあたりはグラーツならでは‥と言えるかもしれません。

さて、今日、24日はクリスマスイブで、しかも土曜日。飲食店を含むお店は14時くらいから、店を閉めてしまいます。

Img_119_12_3089_001

ウィーンでは、一部のレストランやカフェ、バーが営業をしていますが、観光客が多い場所としては、営業しているお店が圧倒的に少ないですね。

外食に頼る観光客の皆さまは、気をつけないと、夕食を食べ損ねることがある「恐怖の日」でもあります。何しろ従業員の確保が難しいことが、最大の難点だと思います。従業員の皆様も、ご家族、揃ってクリスマスをお祝いしたいでしょうから。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

12_banner_wreath_1


街角の話題 |

« グラーツ歌劇場「ワルツの夢」 | Main | ウィーン・シュタット・バレエ「眠れる森の美女」 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« グラーツ歌劇場「ワルツの夢」 | Main | ウィーン・シュタット・バレエ「眠れる森の美女」 »