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January 02, 2012

物価の指標は‥

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1月1日にウィーン楽友協会で行われたウィーン・フィルのニューイヤーコンサートは、比較的、珍しい曲が多かったですが、皆さま、どのようなご感想をお持ちになりましたか。Feri個人としては、最初の曲「Vaterländischer Marsch」が気に入りましたね(もちろん、テレビでの鑑賞ですが‥)。

さて、今日の話題は「物価のお話」です。

昨年末、ユーロが100円を切った時、日本では臨時ニュースが流れたそうです。一時は160円以上だった時がありますから、隔絶の感があります。オペレッタやオペラのチケットも相対的に安くなっているので、日本からお越しの皆さまにとっては、ありがたいニュースですね。

先日、新聞「Die Presse」に興味深い記事が掲載されていました。内容は1992年、2002年(ユーロが現金通貨となった年)、2011年で、どれだけ物価が上がったかという内容です。
で、興味深かったのが、価格比較の対象となった商品です。

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新聞の写真をご覧になればおわかりのように、ウィンナシュニッツェルビアクライナー・ブラウナーという「ウィーン子」にとってはおなじみのものが並んでいました。しかも、イラストが、なかなかかわいい‥

で、ユーロ導入前の1992年、シュニッツェルは89.17シリング(ユーロ換算で6.48ユーロ)だったものが、ユーロ導入時の2002年には7.76ユーロと、20%も価格が上昇しています。そして、2011年には9.41ユーロ(21%上昇)に‥

Feriの大好物ビアは、1992年が27.11シリング(1.97ユーロ)だったものが、2002年には2.80ユーロと、42%もの大幅上昇。そして2011年には14%増の3.20ユーロになっています。

クライナー・ブラウナーは1992年が16.37シリング(1.19ユーロ)だったものが、2002年には64%も上昇して1.95ユーロに。さらに2011年には232%上がって2.58ユーロになっています。

やはりシリングからユーロに切り替わった時に「便乗値上げ」があったことがよくわかりますね。また、その後の10年間でも確実に物価が上がっていることがわかります。

日本は、逆にデフレ傾向が続いていて、外食の値段が下落、もしくは変わらないのと対照的ですね。

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そういえば、Feriもビアについては、ピンときましたね。以前は3ユーロでおつりがもらえたことを思い出しました。
しかし、比較的格調高い新聞の一面にでかでかと、シュニッツェルなどのイラストが出ているのには、驚きましたね。わかりやすいですが‥

なお、別のページには主要通貨のレート変動(2002年と2011年11月の比較)が紹介されていました。

これによると、ドルは0.8845ドルから1.3589ドル。ポンドが0.6164ポンドから0.8584ポンド。スイスフランが1.4749フランから1.2313フラン。そして、円が117.26円から105.34円となっており、ユーロから見るとスイスフランと円の換算レートが悪くなっていますね。

さて、今年は、どうなることでしょうね coldsweats01

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Comments

Feri様、まずはProsit Neujahr!
 シリングからユーロになった途端に物価が跳ね上がった印象が強いのは確かですね。記念にシリングを少し残してありますが、ユーロが破たんしたら又、使えるのかしらなんて冗談でも言えないですね。世界経済の破局は笑い事では済まされません。あまりシリアスな話題はまずかったですか?

Posted by: ハンドルネーム:ウィーン | January 03, 2012 at 09:23 PM

ハンドルネーム:ウィーン様

新年、早々、コメントありがとうございます。シリングですが、さすがに今は市中では使えませんが、タンス預金をしている人がかなり居るという話を聞いたことがあります(実は、しまってあったのを忘れていた‥というのが多いそうですが)。

一時期、大型バスを改造したユーロ換金所が全国を巡回して、タンス預金の換金に努めていました(以前、このブログでもご紹介しました)。

日本では欧州はデフォルトがウワサされる国が多いので景気低迷‥みたいな報道がありましたが、実際、アドヴェントの賑わいは例年通りでしたね(使っている金額は少ないのかもしれませんが‥)。

唯一、ギリシャからのお客さまが少なくなったそうです。

オーストリア経済はどうなるのか‥私も気になります。

Posted by: Feri | January 04, 2012 at 08:19 PM

ハンドルネーム:ウィーンさま

ユーロ導入後10年経ったいまでもシリングが通用する店がオーストリア国内あちこちにありますが、ウィーンでは2区のカフェSperlhofです。次回のウィーンご訪問時にぜひお出かけください。

Posted by: | January 09, 2012 at 04:44 PM

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