日本航空機内誌のウィーン特集
今日は「機内誌に紹介されたウィーン」のお話です。
LCCは別ですが、普通の航空会社は機内誌を発行していますよね。機内誌は航空会社によって個性があるため、搭乗の際、楽しみにしているお客さまもいらっしゃるようです。
日本航空は現在、「SKYWARD」という名前の機内誌を月刊で発行しています。他の会社も同じですが、機内誌は、お客さまに“あの場所へ言ってみたい”という気持ちになってもらうことが目的の一つですから、国内、国外を問わず色々な場所が紹介されていますよね。
ただ、通常は、自社便が就航している場所を紹介するのが一般的なので、オーストリアに就航していない日本航空の場合、機内誌にオーストリアの話題はあまり掲載されません。昨年は、コラムで「チロルのなまはげ」が紹介されていましたが‥
さて、その「SKYWARD2012年1月号」でウィーンが特集されました。特集と言っても、メイン記事一本なのですが、なかなか良いまとめ方です。
というのは、俳優の大沢たかおさんが旅人となり、ウィーンを訪問するものでしたが、一般的な観光案内ではなく、国立歌劇場やブルク劇場のバックステージを見学して、俳優さんならではの視点で記事がまとめられていました。やはり俳優さんは、感受性が違いますね。
また、国立歌劇場では、現在、唯一の日本人専属歌手の甲斐 栄次郎さんの練習風景も紹介されていました(二枚目の写真が甲斐さんの練習風景。左側には大沢たかおさんが写っています)。
実は、昨年、ひょんなことからFeriは甲斐 栄次郎さんと個人的にお目にかかることができたので、親しみがわきましたね。
また、定番のカフェはラントマン、ムゼウムなどが紹介されていましたね。もし、皆さんも日本航空に登場する機会があったら、ぜひご覧ください。なお、国立歌劇場のパブリックビューイングが映っていたので、取材は昨年の秋頃でしょう。
ところで、日本航空は、一度もウィーンに就航したことがありませんが、かつてはケルントナーシュトラーセに立派な支店がありました。もしかしたら、将来の就航を考えていたのかもしれませんが、実現することはありませんでした。
根拠のないウワサですが、オーストリア航空が日本就航を検討していた時、日本航空にも声をかけたそうですが、相手にされなかったとか‥中型機で燃費の良いB787あたりでウィーン線を開設してくれると良いのですが、今はビジネス路線中心に路線を再編しているので、難しいでしょうね。
ところで、またまた余談ですが、海外航空会社の機内誌と比べると日系航空会社の機内誌は立派です。しかも、あまり痛んでいるものが座席に置いてあることも少ないようです。その分、こまめに交換しているのかもしれませんが、お金がかかるでしょうね。その点、ルフトハンザなどは、本当にページ数も薄く、紙質も‥最も、このくらいコスト削減をしないと儲からないのかもしれませんね。
特に日本航空の場合、一度破綻し、公的資金も導入されているのに、こういったところの経費削減をしなくて大丈夫なのだろうか‥とちょっと気になってしまいました。話が横道にそれてしまったので、今日はこの辺で‥
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