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January 21, 2012

舞踏会もいろいろあります

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今日は「舞踏会のお話」です。

今、オーストリアは舞踏会のシーズンの真っ最中。ウィーン国立歌劇場舞踏会は2月16日に行われますが、この時期は、ウィーンでも舞踏会が色々なところで開催されています。舞踏会の面白いところは、医師舞踏会、ボンボン舞踏会などなど、職域や組合単位で行われることが多いということでしょうか。

これは、舞踏会が「社交の場」になっているためですね。ちょうど、日本の「新年賀詞交換会」と似たような位置づけかもしれません。まぁ、舞踏会の方が、色々な意味で優雅だとは思いますが‥

さて、先日、街中で警察舞踏会のポスターを見かけました。警察の舞踏会‥と言えば、山城 薫さんの名エッセイ「風の街のシンフォニー」の中でも、面白いエピソードが紹介されています。

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警察官がエリアの住宅を戸別訪問して、舞踏会への寄付を募る‥というものです。突然、私服刑事さんが自宅にやってくる訳ですから、悪いことはしていなくても普通の人はビックリしてしまいますよね。しかも、警察官だと、何となく断りにくい感じもします。

Feriは、戸別訪問や舞踏会のご案内を受けたことはありませんが、今でもやっているのでしょうかね。しかし、このポスターですが、よく見ると結構、スポンサーさんが付いています(下の方にスポンサーさんのロゴが入っています)。

確かに舞踏会の開催には費用がかかりますから、スポンサーが不可欠なのですが、こういった公共機関でもスポンサー集めをしているところが面白いですね。

舞踏会と言えば、興味深いニュースが入ってきました。昨年、ウィーンのカフェが「ユネスコの世界無形文化遺産に登録された」という話題をお伝えしましたが、じつは舞踏会も世界無形文化遺産に登録されていました。

確かに伝統的な行事なので、納得なのですが、実は舞踏会リストの中に極右翼団体主催の舞踏が入っていることが判明(二枚目の写真で、顔が大きく写っているのが自由党の議員さんだそうです)。ユネスコのオーストリア支部審査委員は“すみません。気がつきませんで”弁明したようですが、結局、ユネスコは舞踏会の世界無形文化遺産認定を取り消したそうです。しかし、極左団体だけあって、コスチュームは立派ですね。

ところで、極右団体が主催する舞踏会は、今まで、王宮で開催されてきましたが、毎年、反対する団体がデモを仕掛けていたそうです。王宮側もこれに懲りたのか、「会場の使用は今年かぎりでおしまい、来年からは申し込みを受け付けない」と発表したようです。

左翼団体は舞踏会のような伝統的な行事は行わないと思うので、問題が発生しないのかもしれませんが、余り神経質になるのもどうなのかなぁ‥という気もします。
それから、

日本でも暴力団排除の条例が各地で可決され、宴会場の提供禁止や自治体が作ったカレンダーの伝統行事写真に暴力団員の姿が写っていたので回収したとか‥何となく、この話題を思い出しました。

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