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January 29, 2012

やっとRailJetに乗りました(その1)

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今日は「ÖBBの新型特急列車RailJetのお話」です。

このブログでも、以前、RailJetの話題をご紹介しましたが、昨年12月、遅まきながらFeriも始めて乗車しました。乗車区間はウィーン-グラーツ coldsweats01

従来、RailJetはÖBBの幹線であるサルツブルク方面を中心に運転されていましたが、昨年から南鉄道にも投入されるようになったものです。わざわざウィーン-グラーツ間を選ぶところがへそ曲がりのFeri。クリスマス前で、人の移動が多い時期だったので、今回は一等車を選びました。

○RailJetの編成は?
まず、列車の概要から。最近、ヨーロッパでも、高速列車は日本の新幹線と同じ電車方式が増えてきていますが、ÖBBのRailJetは片方に機関車を連結するプッシュプル方式です。つまり、機関車が引っ張ったり、押したりするという運転方式です。日本では、ほとんど観られませんが、ヨーロッパでは定番の方式です。

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まず、機関車ですが、RailJet専用塗装を施した1216型「Taurus」です。この機関車ですが、動輪が4軸で、重量86t、出力6400kw。最高速度は230km/hを誇りますが、いわゆる「欧州標準機関車」で、色違いが色々な国で走っています。だんだん個性がなくなってきましたね。

さて、南鉄道に投入されているRailJetですが、車両の仕様はザルツブルク方面を走っているものと一緒です。

機関車はウィーン側に連結されており、二等車4両、ビストロ(軽食堂車)1両、一等車1両、一等・プレミアムクラス合造車(運転台付き)1両という7両編成です。

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○利用してわかったraijjetの客室
気になる客室ですが、プレミアムクラスについては、編成の端にある上に、カーテンで一等客室と仕切られているため(まるで、飛行機のファーストクラスです)、のぞくのは遠慮しておきましたが、片側に通路があるセミコンパートメント方式になっています。

ちょっと変わっているのは、座席の配置です。向かい合わせ方式なのですが、足を伸ばせるように、座席がずれて配置されているのです。本当は、片道、プレミアムクラスに乗って、タダでお酒を飲もうかとも思ったのですが、時間帯が悪かったので、今回は断念しました。

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一等車と二等車は、いずれも中央に通路がある開放客室です。ヨーロッパの長距離列車は、かつてはコンパートメントが主流だったのですが、最近では効率の良い開放型が主流になってきました。

シートですが、日本の特急列車は、普通車も含めて座席が回転できるようになっていますが、こちらは一等、二等とも向きは固定式です。回転式にすると、回転させるためのスペースが必要になるため、座席を減らさなくてはなりません。

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恐らく、提供する座席数を増やすために、こういった考え方に立っているのかもしれません。席は中央に車両中央部に向かっている「集団見合い方式」です。

シートの配置は、一等は一人掛けと二人掛けです。二等は両側二人掛けです。日本の新幹線は、車体幅が広いのでグリーン車でも両側二人掛けで十分余裕がありますが、こちらの車両幅は日本の在来線とほぼ同じ。そのため、こういった変則配置になっています。

シートはリクライニングするようになっていますが、シートピッチが狭いため、日本のグリーン車のように盛大に倒れません。一等車でも日本の普通車より、倒れないかもしれませんね(計った訳ではありませんが)。

なお、原則は二人掛けなのですが、一部のセクションには大きなテーブルを中央に設置した四人がけになっています。ちょっとした打合せなども可能ですし、グループの場合は、楽しい旅行が楽しめます。

notes 長くなってしまったので、明日に続きます notes

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鉄道のお話 |

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Comments

レイルジェットに関しては、将来的にはチェコ、スロベニア、イタリアへの乗り入れが予定されているので、オーストリア周辺国でも見る機会が増えると思いますが、
最近流行の電車方式ではなくて、機関車牽引の客車列車で、速度は現状では200キロ止まりと、最新鋭の割には残念な性能なのが玉にキズでしょうか。まぁ、300キロ対応路線を造るとなると、長大トンネルばかりになってしまうので、予算を考えたら、在来線改良で何とかやり抜くしかない、オーストリアの台所事情があるのでしょう。
それでも、一度は乗ってみたいと思いますし、今後予定されているウィーン中央駅開業時ではあちこちへ向かうレイルジェットの姿が見られると思うと、わくわくします。

Posted by: おざきとしふみ | January 29, 2012 at 10:58 PM

おざきとしふみ様

コメントのとおり、今後、近隣各国へ乗り入れる予定ですね。オーストリアは電車列車のノウハウは少ないので、もし、電車列車にするとなると、以前、このブログでもご紹介したようにDBのICEを導入する可能性があると思います。

そういえば、航空会社のアライアンスのような高速鉄道連盟Railteamがあります。
現在、ÖBBをはじめDeutsche Bahn 、SBB、SNCF、,SNCB、 NS Hispeed 、Eurostar UKなどが加盟しています。

いずれにしても中央駅が開業する2013年に大規模な路線再編が行われることでしょう。

Posted by: Feri | January 30, 2012 at 11:10 AM

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