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January 30, 2012

やっとRailJetに乗りました(その2)

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今日は昨日に引き続き「RailJetのお話」をお届けしましょう。

○利用してわかったraijjetの客室
興味深かったのは、プレミアムクラスと一等の合造車です。一等客室の仕様は、一部が車いす対応になっているのですが、客室全体がサイレンスルームに指定されています。

つまり、おしゃべりや音楽、携帯電話などは禁止。客室入り口の上部に、サイレンスルームであることを示すピクトグラムが表示されています。どの程度、徹底しているのかわかりませんが、プレミアムクラスの客室を静かに保つための配慮かもしれません。ただ、ここの定員はわずか8名です。

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最近の列車らしく、一等車、二等車とも、座席にはパソコン用の電源が付いています。Feriも、途中、使ってみましたが、これは便利ですね。日本でも最近はパソコン用電源を装備した特急列車が増えていますが、座席を回転させる仕様になっているため、構造が複雑にならざるを得ないようです。

なお、二等車には、先日ご紹介した「KinderKino」も設置されているのですが、今回は二等車が混んでいたので、そこまで見に行きませんでした。

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ところで、ご存じの方も多いと思いますが、ÖBBに限らず、こちらは指定席車、自由席車という区別はなく、席を区間ごとに指定するシステムです。昔は座席指定区間を印刷した小さな紙をコンパートメントや座席の上に入れていました。ですから、これを見れば、どの区間で予約が入っているかがわかるわけです。座席を指定していないお客さまは、紙が入っていない席、自分が乗車する区間に予約が引っかからない席に座ればOK。

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まぁ、合理的なシステムではあります。反面、印刷した紙を入れるため、手間がかかるのですが、さすがに最近の車両では、液晶式の表示装置が使われるようになりました。レールジェットの場合、荷棚の部分に表示装置が取り付けられています。

天井にはマルチディスプレイが取り付けられており、各駅の到着時刻、現在のスピード、現在位置(マッピングシステム)などが順次表示されるようになっていました。

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子供の頃、日本の新幹線でもスピード表示があり、ワクワクしながら見ていた記憶があります。レールジェットの場合、ザルツブルク方面では、200km/h代の速度が表示されるのでしょうが、如何せん、急勾配で知られたセメリング。最も速度が下がった時は40km/h代になってしまいました。ちょっと、悲しい数字ですね。

また、マッピングシステムはGPSを利用したシステムらしく、かなり細かい地図上に列車位置が表示されます。ただ、路線の上に表示されるケースばかりではないようです。こういった詰めの甘さがオーストリアらしいところです。

客室の荷棚も大きいので、トランクなども載せることはできますが、車体中央に荷物置き場も設置されています。客席から目が届く車体中央に設置されているのは、盗難防止を考慮しているためでしょうね。

せっかくなので、プレミアムクラス以外は車内を探検してきましたが、車掌さんが詰めている場所は、流行のオープンカウンター方式になっていました。日本でもJR北海道の特急列車が一部の車両でオープンカウンター方式を採用していますね。お客さまとのコミュニケーションはとりやすいというメリットがありますが、車掌さんも貴重品は置けませんね。

notes 長くなってしまったので、明日に続きます notes

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鉄道のお話 |

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Comments

Feriさま
毎日貴ブログを拝読させていただいております。RailJetには一昨年、昨年と二等車に何度かお世話になりました。レールパスでも空いた席に乗れるし、昨年はネットで購入した券でWien-München間29€で移動できましたし、大変便利に利用しました。二等車はシートピッチがやや狭いようですが、乗り心地は客車列車なので静かでいいですね。ÖBB線内はRJに限らず時刻も極めて正確(むしろ早着気味)ですが、DBは時間がルーズなのでDB区間が入ると(例Salzburg以西)DBの遅れの影響を受けて遅れがちなのは残念です。(RJ、ICE、EC/ICいずれも同じ)
今年はVolksoperが来日するのと個人的事情もあり、まだ訪墺の予定は立てていませんが秋のプログラムが発表された時点で考え直すかもしれません。ところで、先夜放送された国立歌劇場大晦日公演「こうもり」ではFroschがMeyerさんに引っ掛けてVolksoperを皮肉っていたのには大笑いさせられました。

Posted by: Njegus | January 30, 2012 at 09:57 AM

Njegusさま、コメント、ありがとうございます。

民営化する前のドイツ国鉄は、ヨーロッパでも運行時間が正確なことを誇っていたのですがね。

とくに都市間特急ICは、一定時間以上遅れた場合、遅れを拡大させないため、連絡予定列車は遅れた列車を待たずに出発。遅れた列車に対応する臨時列車を準備しているという周到さでした。

なお、ÖBBも意外と時間はいい加減です。とくに普通列車や快速列車の場合、突然運休になったりしますので注意が必要です。

そういえば日本のテレビではオペレッタはほとんど放送されなくなりましたね。本当に残念。

2012/13シーズンのフォルクスオーパーですが、現時点では何もわかりませんが、通常ならば今シーズンの最後に上演される「マダムポンパドール」がレパートリーとして残るでしょうね。

最近、マイヤーさんはサプライズが多いので、どんな演目を出してくるか、注目です。個人的にはカールマンものをやってもらいたいですね。

Posted by: Feri | January 30, 2012 at 11:16 AM

私は昨年の3月にイタリアの超高速列車「エウロスターイタリア・アルタヴェロチタ」ESAVに乗る事が出来ましたが、イタリアらしく座席は立派で座り心地も良かったです。ただ、2等は1等より狭く感じましたが。
アルタヴェロチタの車内もレイルジェット同様に、到着時刻やカーナビの様な現在位置案内や走行スピードが一目で分かるマルチディスプレイが設置されていますが、レイルジェットよりは性能や情報が良いと思いました。

ちなみに、イタリアは特急系の「ICインテルシティ、EScエウロスターシティ、ECエウロシティ、ESエウロスター、ESAVエウロスターイタリア・アルタヴェロチタ」や夜行列車の「Eエスプレッソ、ICNインテルシティナイト」も全部座席指定で、R(レッジョナーレ・普通列車)以外の列車は座席指定をしないと乗る事は出来ないシステムです。鉄道パスを持っていても、別途座席指定をしなければならないのは不便な話です。

今後、トレニタリア社のアルタヴェロチタに関しては3月からNTV社が経営する新型超特急「イタロ」と競合するので、白熱した戦いになりそうですが、その話は次回にでも・・・

Posted by: おざきとしふみ | February 01, 2012 at 01:06 AM

おざきとしふみ様、イタリアのお話、ありがとうございます。

このブログでもお伝えしたように、Westbahnが参入し、ザルツブルク方面の西鉄道は賑やかになりました。こちらは、豪華さよりもカジュアルさを前面に出していますね。

なお、RailJetですが、西鉄道では車内でWi-Fi方式でインターネットが無料で使用できます。が、南鉄道は山岳地帯であるためか、現在、インターネットは使用できません。

Posted by: Feri | February 02, 2012 at 07:43 AM

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