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February 22, 2012

2012年バーデン夏劇場のプログラム

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今日は「バーデン夏劇場のプログラム」に関する情報をお伝えしましょう。

毎年、6月下旬から9月上旬にかけて、ウィーン近郊のバーデンではオペレッタを中心とした「夏公演」が行われます。さて、そんなバーデンから、2012年夏プログラムの公式情報が公開されました(以前、フライングをして関係者の皆様にご迷惑をおかけしました coldsweats01 )。

劇場はカジノに隣接したアリーナと呼ばれる半屋外式の劇場です。このブログでもご紹介していますが、アリーナはメルビッシュなどと異なり、完全な屋外劇場ではなく、客席平土間部分の屋根が開くようになっています。

まぁ、ドーム式競技場の小型版のようなものです。通常、屋根は開いていますが、急に雨が降ってきた時などは、屋根を閉めると、そのまま公演を継続できます。そのため、他の野外劇場のように突然の降雨で中止‥というリスクが少ない点が特長です。

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さて、2012年夏の演目ですが、ラフル・ベナツキーの「三銃士」(Die drei Musketiere、6月22日プルミエ、演出はRobert Herzl)、エメリッヒ・カールマンの「伯爵令嬢マリッツア」(Gräfin Mariza、7月13日プルミエ、演出はIsabella Fritdum)、フェルディナント・ライムントの「富豪農夫(または「妖精の世界からの女の子」)」(Der Bauer als Millionär、7月28日プルミエ)の三演目になりました。また、最近では冬劇場の方でも夏公演(ミュージカル)が行われるようになりましたが、2012年は「エビータ」(8月11日プルミエ)が上演されます。

「伯爵令嬢マリッツア」は定番中の定番ですが、「三銃士」と「富豪農夫」は珍品ですね。「富豪農夫」はドイツの小劇場では比較的多く上演されている音楽劇のようですが、Feriは観たことはありません。

夏劇場は舞台が非常に狭いため、出演者が多い作品には不向きですが、それだけに「マリッツア」をどう料理してくるか‥楽しみな気もします。

伯爵令嬢マリッツア」ですが、現時点ではUlli Fessl さん、Kerstin Grotrianさん、 Elvira Soukopさん、 Hege Gustava Tjønnさん、Franz Josef Koeppさん、 Thomas Markusさん、Thomas Sigwaldさん、Florian Stanekさん、Tibor Szolnokiさん、 Heinz Zuberさんなどが出演する予定です。

一方、「三銃士」には、Elisabeth Fruhmannさん、Edith Leyrerさん、Kateryna Pacherさん、Jasmina Sakrさん、Frauke Schäferさん、Miriam Sharoniさん、Reinhard Alessandriさん、Beppo Binderさん、Stefan Bischoff さん、Franz Födingerさん、Anton Graner さん、 Darius Merstein-MacLeodさん、 Daniel Ohlenschläger さん、Artur Ortensさん、Robert Sadilさん、Christian Zmekさんなどが出演する予定です。

富豪農夫」には、Pippa Galliさん、Antje Hochholdingerさん、Christine Jirkuさん、Katharina von Harsdorfさん、Oliver Rosskopfさん、Othmar Schrattさん、 Helmut Wiesingerさん、Heinz Zuberさんなどが出演する予定です。結構、おなじみの名前もありますね。

なお、公演日程についてはAustria-fan.comさんの方に載せてもらいました。ご興味のある方は、そちらもご覧ください。そうそう、チケットも既に一斉発売が始まっています。良いお席はお早めに happy01

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オペレッタ |

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Comments

Feriさん、こんにちは。Steppkeです。(コメントも復活です)

Die drei Musketiere とは..Baden は超レアものを出してくれるので、好きです。

聞いたことの無い題名で、アリアの1曲も持っていないと思っていましたが、よく調べたら出て来ました。
初演された1929年のSP録音(もちろんCD化されています)で、Mein Herz ist butterweich というテノールのアリアです。直訳すると「私の心はバターのように柔らかい」ですが、「ブロンドでも黒髪でも美しいご婦人方には従順..」などという歌詞です。
1929年というと、有名な Im weißen Rößl(白馬亭にて)初演の1年前ですが、レビューかミュージカルに近い感じの曲です。(CDのタイトルも、Der Weg zum Musical というものでした)
アリア1曲では全体は分かりませんが、白馬亭にも Benatzky 以外の作曲部分などジャズの要素が強い曲もありますし、昨シーズンまで Volksoper で掛かっていた Die Blume von Hawaii も同様で、1920年代後半から30年代のベルリン・オペレッタの典型的な感じなのかも知れません。

是非聴きたいのですが、スケジュールが..

Posted by: Steppke | February 25, 2012 at 07:44 AM

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