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February 03, 2012

変わったお店シリーズ44 ショッテントーアにお目見えしたOKAYSHOP

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今週の「変わったお店シリーズ」は、日本のコンビニのように便利な「OKAYSHOPの話題」をお届けしましょう。

このブログをご覧になっている方はご存じのように、オーストリアでは法令や条例により商店の営業日や営業時間に制限が加えられています。

以前に比べると営業時間に関しては、だいぶ規制が緩やか(甘く)なり、スーパーマーケットなどは夜遅くまで営業するようになりました。

しかし、営業日に関しては教会からの反対もあり、原則として日曜日、祝日(こちらは宗教的な祝日が多いことも影響していると思いますが‥)はスーパーマーケットをはじめとする食料品店や物販店は営業していません(もちろん、例外はありますが‥)。

そのため、日曜と祝日がつながった連休になると、正直、食料品をはじめとする買い物には困ります。

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最も、こちらではガススタンドに食料品などを販売するショップを併設しているところが多いので、こちらへ駆け込めば何とかなりますが‥

さて、そんな中、日曜・祝日でも平然と営業しているスーパーマーケットがあります。それがウィーンの主要駅にあるOKAYSHOPです。

このブログを古くからご愛読いただいている方は、前にもご紹介したのでご存じかと思いますが、元々は「鉄道旅行者に旅行中に必要な食料品を提供する」という目的で作られたちょっと変わったスーパーマーケットです。

そのため、基本的には長距離列車が発着するウィーンの国鉄主要駅構内に設けられていました。「鉄道旅行者に旅行中に必要な食料品を提供する」という目的なので、当初は普通のスーパーマーケットと異なり、食材料などは原則扱っておらず、加工食品やお酒、ソフトドリンクなどが中心でした。

しかし、最近ではだんだん、品揃えが増えてきて普通のスーパーマーケットに近くなっています。さすがに野菜や精肉などの生鮮食料品は置いていませんが‥最も取扱品目を巡っては、かつて当局ともめたことがあるという話を聞いたことがあります。曰く、パン粉は旅行必需品か?

さて、今まではOKAYSHOPは長距離列車が発着するÖBB主要駅構内が中心だったのですが、昨年、ショッテントーアの地下に新店がオープンしました。この場所、以前はドラッグストアなどが入っていたのですが、ショッテントーア地下のリニューアルに合わせて、ショップの入れ替えが行われ、今回、OKAYSHOPが入った‥という訳です。

ショッテントーアは地下鉄U2が延伸されてから、一躍、主要な路面電車路線との乗り換え駅に浮上しましたから、利用者は多そうです。

ショッテントーアのOKAYSHOPは、なぜかお酒類の品揃えが豊富。また、店内でカフェの販売も行っており、店内に小さなカウンターがあり、ここで飲むこともできるようになっています。

そういえば西駅のOKYASHOPもU6とU3の乗り換え口に隣接していますね。地下鉄構内に進出したことで、お店のコンセプトも徐々に変化しているようです。

なお、日曜日・祝日に営業していて便利な分、商品のお値段は一般のスーパーマーケットよりも割高になっています。ですから、ご利用になる際は、緊急事態に限った方がお得だと思います。別に商売の邪魔をする訳ではありませんが‥

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Comments

はじめまして。
3月にザルツブルクからミュンヘンまで、初めてレイルジェットに乗るのですが、いろいろレイルジェットのことを調べていたら、こちらに辿り着きました。
レイルジェットの情報、詳しくて、よく解りました。

ウィーンは、2度行ったことがあります。
とっても気に入った街なので、また行こうと思っています。海外では、スーパーに行くことが、とっても楽しみです。BILLA懐かしいです。

Posted by: らも | February 03, 2012 at 03:19 PM

らも様、こんにちは。

BILLAは、私もよく使いますが、他にも楽しいスーパーマーケットが沢山ありますよね。チェーンによって品揃えに違いがあるのも興味深いところです。

Posted by: Feri | February 03, 2012 at 06:33 PM

失礼致します。楽しく拝見させて頂いております。 
スーパーマーケットも所変わればですが、ヴィーンのスーパーマーケットでは結構前からお寿司のパックも売ってますし楽しめますね。ヴィーンにいるのにクネーデルよりお寿司の方が食べる機会が多かったりして・・・(^^;
 ところでハンブルクでは回転寿司店がハンブルク国立歌劇場の近くにありますが、ヴィーンではまだ回転寿司店はなさそうです?気がつかないだけでしょうか。

Posted by: ハンドルネーム:ウィーン | February 03, 2012 at 09:35 PM

日本人なら、日曜祭日にスーパーがやっていた方が便利で有り難いのでしょうけど、ヨーロッパ人は「日祭日は完全に休む日」なのか、前もって買い溜めしておくのでしょうか?でも、鉄道は日祭日でも動いていますし、鉄道旅行者にとっては飲食物の確保は死活問題です。
この様なスーパーはあるに越した事は無いとは言え、多少高くなるのはお国柄のせいでしょうか・・・

それにしても、ヨーロッパ人は日祭日でも普通にスーパーや物販店が営業している日本の様子をどう感じるのでしょうか?

Posted by: 尾崎俊史 | February 03, 2012 at 11:58 PM

パン粉(笑)!
いや、ユースで自炊する人には要りますよ!
なんてね。

オーストリアでは
スーパーにあたたかいお惣菜がなくて困りました(>_<)
そういうのも増えるといいですね。。

Posted by: lakka | February 04, 2012 at 01:01 AM

ハンドルネーム:ウィーン様、コメント、ありがとうございます。

回転寿司については、ウィーンにも進出しています。Feriは入ったことはありませんが、このブログでも2007年12月(http://wien.cocolog-nifty.com/operette/2007/12/sushi_9efd.html)にご紹介したことがあります。いずれも「こちらの人」を対象にしているお店のようです。

Posted by: Feri | February 04, 2012 at 07:31 AM

尾崎様、コメント、ありがとうございます。

基本的に食料品店などが休業する日は、買いだめをします。そのため、スーパーマーケットなどは金曜日は営業時間が延長されているところもあります。

今でこそ減りましたが、それに加えて昼休みを長時間とるのも「当たり前」でした。利用者であると同時に、労働を提供する側でもあることに加えて、「しっかりと休む」(バカンスも含めて)というのは、昔からの風習なので抵抗が少ないのかもしれません。

一方、ご存じのように、最近はヨーロッパでもキリスト教の信者が減ってきているため、相対的に教会の影響力も低下しているようです。そのため、商店の営業日や時間に関する規制も緩和されつつあるようです。

Feri個人としては、四六時中、ものがかえる日本は、ちょっとやり過ぎという気もしますが‥coldsweats01

Posted by: Feri | February 04, 2012 at 07:39 AM

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