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February 23, 2012

オーストリアの鉄道切手

1997_08_06_2

今日は「切手の話題」をお伝えしましょう。

昔は、日本で記念切手を収集している青少年が数多くいましたが、最近はどうなのでしょうね。日本でも鉄道をモチーフとした記念切手が時々発売されますが、オーストリアでも結構発売されています。

写真はウィーンからも比較的手軽に行けるシュネーベルクバーンが100周年を迎えたときに発行された記念切手を貼り付けたカバーです。ちゃんと記念のスタンプもシュネーベルクバーンのデザイン。なかなか凝っています。

当時はÖBBでしたが、今は第三セクターになってしまいましたね。また、蒸気機関車は残っているものの、サラマンダーという愛称が付いたディーゼルカーでの運行が中心になっています。

こちらでも通常は、記念品(コレクターズアイテム)として販売する場合、シュネーベルクバーンの記念切手のように封筒に貼り付けたタイプが一般的です。このタイプの「記念カバー」は日本でもよく見かけますね。

1993_schafbergbahn

が、次にご紹介する2種類はA4サイズの台紙に貼り付けた「ちょっと変わったタイプ」です。

二枚目は1993年に開業100周年を迎えたザルカンマーグートのシャーフベルクバーンの記念切手を貼ったシートです。切手のデザインは、シャーフベルクバーンのウォルグガング駅からしばらく登った牧草地のあたりの光景です。消印は歯車の中に機関車をデザインした優秀なものです。

ただ、この消印の機関車は、100年間使われてきたタイプではなく、最近導入されたスイス製の新型蒸気機関車(個人的には、あまり好きではありません )。この点が、ちょっと不満です。当たり前ですがウォルグガング・マルクト郵便局の消印になっています。

このシートの面白いところは、左側に同じ歯車式鉄道であるアッヘンゼーバーン(チロル州にある鉄道、インスブルックに近いイエンバッハから出ています)の開業100周年記念切手も貼ってある点です。ただし、消印はシャーフベルクバーン開業100記念の別バージョンが使われています。この別バージョンの蒸気機関車は古いタイプのようです。

1994_murtalbahn

三枚目は1994年に開業100周年を迎えたシュタイヤマルク州の狭軌鉄道ムーアタールバーンの記念切手を貼ったシートです。消印はムーラウ郵便局のものです。

この切手ですが、シュタイヤマルク州とザルツブルク州の紋章が印刷されています。ちなみにザルツブルク州の紋章が入っている理由なのですが、ムーアタールバーンの終点、タムスヴェークはザルツブルク州にあるためです。こういった細かい配慮は見事ですね。

ムーアタールバーンですが、現在はシュタイヤマルク・ローカル・バーン(STLB)という鉄道に衣替えしています。さて、シートの写真はムーアタールバーンの本社があるムーラウ駅構内で、バックには有名な修道院が移っています。

ところで、日本の場合、通常、記念切手ではオリジナルデザインの絵を使うケースが多いと思います。それに対して、こちらの切手では、元になる写真から絵を起こしていますね。そのため、たまたま、今回ご紹介したのが、写真から起こしたパターンだったのかもしれませんが、考え方の違いが出ていて興味深いですね。

他にも色々な鉄道切手が発行されているようですが、今回はたまたまFeriが持っているものをご紹介しました。


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