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February 12, 2012

寒波襲来、公共交通機関が大活躍

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今日は「ヨーロッパを襲っている寒波にまつわるお話」です。

日本でも報道されているのでご存じの方も多いと思いますが、ヨーロッパは歴史的な寒波が襲来しています。とくに東欧圏は寒さが厳しいようで、残念ながらホームレスを中心にお亡くなりになった方も出ています。

日本ではオーストリアやウィーンの寒波についてはあまり報じられませんが、ウィーンも気温は連日、マイナスで、10度前後になることもあります。また、雪も降っており、市内の交通機関にも影響が出ています。

とくに雪が降った後は、路面が凍結するため、自動車は大混雑。おまけに降雪により動けなくなった自動車の違法駐車も渋滞に拍車をかけています。当然、バスも渋滞に巻き込まれるため、Wiener Linien (ウィーン交通局)では住民に地下鉄の利用を進めています。

路面電車に関しては、ウィーンの場合、自動車は原則として軌道内進入禁止なので、バスよりは影響は少ないですが、それでも渋滞には巻き込まれているようです。

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元々寒い国なのでWiener Linienは寒波の対策もしっかり行っています。まず、地下鉄はもちろん、何と路面電車路線に1000以上あるポイントにも凍結防止装置(ヒーター)が取り付けられているそうです。ただ、10日は凍結防止装置の故障で、一部の路線で遅延が発生しました。

日本では札幌や函館の路面電車に除雪車(ささら電車と言うそうですが)がありますが、ウィーンにも除雪車は存在します。ただ、札幌や函館が回転ブラシで雪をはね飛ばすスタイルであるのに対し、こちらはスノープロ-で雪を排除するタイプです。

これは、雪に水分が多く、重いためでしょうね。で、ビックリしたのは除雪車(電車)の数。何と42両も配属されているとか‥路線が長いですから、万が一のことを考えると、そのくらい必要でしょうね。

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このほか停留所や道路の除雪を行う道路清掃車、スノーローダー、小型トラクター、道路車両などの特殊車両も多数配備されています。また、燃料費の高騰などもあり自動車から公共交通機関に乗り換える人も増えているそうです。

ところで、こちらでは歩道の除雪は、歩道に面した住宅の責任なので、大雪になると皆さん大変です。また、ウィーンのホームレス対策は慈善団体が行っていますが、今回は大寒波ということで、サッカークラブやÖBBの駅でもベッドを提供しています。

さて、そんなウィーンですが、11日にはU3のSimmering駅近くのSimmeringer Hauptstraßeでカーニバルのパレードが行われたそうです。

日本でもドナウ川の凍結は報道されていますが、リンツでは砕氷船が活躍中というニュースも入ってきました。ただ、氷が10~12㎝と厚いため、砕氷船がうまく機能しないとか‥そのため、チェーンソーなどを使って人力で氷を切り出しているとか‥

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