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February 16, 2012

氷点下の抗議活動 さて、その対象は?

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最初に、ご質問があった「バレンタインデー当日の様子」からお伝えしましょう

14日の夕方、ウィーン市内を回ってみると、案の定、街角の花屋さんは大繁盛。7割はサラリーマン風の男性でした。日頃は花と関係なさそうなおじさまタイプが、熱心に品選びをしている光景は、こちらでも微笑ましいですね。で、冒頭の写真は、地元新聞クリーエ紙のトップ面に掲載されたに「Last-Minute-Rose」(切り抜いて女性に渡す訳です‥ )。

なかなか笑えるアイデアですが、もし、日本で、この切り抜きをプレゼントしたら、例え職場でも修羅場が待っていそうな気がします 。日本では、来月の「ホワイトデー」に向けて女性陣からのおねだりが盛んだそうですが、こちらでは、ホワイトデーはあません(あれは日本独自に風習のようです)。

さて、今日は「抗議活動の話題」です。

2012_02_15

オーストリアに限らず、こちらには動物愛護団体がありますが、先日、VGT(VEREIN GEGEN TIERFABRIKEN)という団体が、中国での毛皮養殖に抗議する活動を行いました。

抗議活動は写真のように氷点下のウィーンにもかかわらず、かなり過激なものだったようです。これをウィーンの中国大使館前で行ったというのですから、この行動力はたいしたものです。

日本では、大使館前ではデモ行進ですら、警察により厳しく規制されていますから、このあたり、オーストリアはずいぶん大らかな感じがします。

VGTの主張によると、「中国では毛皮のために多数の動物が殺されている。しかも、オーストリアは、中国からの毛皮を輸入しているので、許しがたい。輸入も禁止にしろ 」というもの。

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たしかに、ヨーロッパは寒いですから、毛皮のコートをお召しになっている女性をよく見かけます。VGTとしては、「消費者に毛皮のコートを買わないように」という啓蒙も合わせて行っているようです。

この団体では、コートだけではなく、動物を不当に虐待して採取する毛皮全般に対して嫌悪感をしめしており、服のフードなどについている毛皮も基本的に反対のようです。

このVGTという団体は、どちらかというと過激なグループで、食肉用の家畜について、農家での取扱いに問題があると抗議しており、時々、ウィーン市内でも家畜も含めた動物保護の抗議行動を見かけることがあります。写真はシュテファンプラッツで行っていた食肉用ブタに関する運動です。

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ところで、ヨーロッパでは、こういった団体が一定の市民権を得ているために、日本の捕鯨に対しても反対する方が多いのでしょうね。このあたりは、価値観の違いなので、良い悪いの判断は難しいところがありますが、私たちも、こういった意見があることには真摯に耳を傾ける必要があると思います。

日本では、お客さまのマグロの解体ショーなどを行っていますが、気をつけないと、こういった団体から目をつけられる可能性がありますね。

しかし、今、オーストリアを含むヨーロッパの国々にとって、中国は大きなお得意様です。その大使館前で、こういった大胆な抗議活動をするのですから、日本ではちょっと考えられませんね。もっとも大使館にものを投げ込んだりするのは、御法度でしょうが、こういった姿勢を示すことに対する規制は、オーストリアに限らず、こちらでは考えられないのかもしれません

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