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March 01, 2012

ÖBBが250km/h運転テストを実施

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早いもので2012年も3月に入りました。東日本大震災からまもなく1年が経過しようとしています。時の経つのは早いですが、被災地の復興は進んでいないようで、心が痛みます。

さて、3月の最初の話題は、「ÖBBの高速化試験の話題」です。

ÖBBは山岳路線が多いこともあり、他の国に比べて鉄道の高速化が遅れています。しかし、車両についてはヨーロッパ標準タイプを採用していますから、路線の改良さえ進めば、高速化は比較的容易に実現できそうです。

ヨーロッパの鉄道大国では、今は300km/h台が標準となりつつありますが、オーストリアでは昨年から、やっと250km/h運転のテストが本格的に始まりました。

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インスブルックに近Stans b.Schwaz-Volders-Baumkirchen間(16km)で行われました。この区間ですが、トンネルによる新線の建設が行われているようで、今回は、この新線区間を使ったようです。

使用された機関車はRailJetにも使用されている1116機関車(Taurus、タウルス)3両と検測車が使用されています。この機関車ですが、設計最高速度は230km/hなので、試験に当たって大規模な改造などは行われていないようです。

今回のテストでは、将来のスピードアップに向けて、高速走行時のパンタグラフの状態、地上との通信などが多角的に調査されたようです。しかし、この手の高速試験は営業路線を使って行うには支障が多いので、今回のような新規開業路線ができたときは絶好のチャンスと言えるかもしれませんね。

営業路線でのスピードアップは、なかなか進まないとは思いますが、このような地道な試験を続けることで、将来への展望が開けてくるような気がします。

オーストリアのアウトバーンは、速度制限がありますから、本来は鉄道の方が有利なのですが、なかなか鉄道にお客さまが流れませんねぇ。

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鉄道のお話 |

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Comments

思った程に車から列車に流れないのは不思議ですが、やはり列車の速度が200キロ以上出ない事には無理な話なのでしょうか・・・まずは、250キロを目指す事になりますが、ウィーンからザルツブルク間が現状でレイルジェットでも2時間40分ですから、2時間切れるかどうかが今後の鍵となりそうです。ただ、300キロ運転となると、長大トンネルによる直線ルートはもちろんの事ですが、レイルジェットを300キロ対応にバージョンアップしないといかないので、そう簡単には実現は出来なさそうです。
そう言えば、オーストリアはカーブが多いのに振り子式列車を導入していないのも不思議な話ですが、何か理由でもあるのでしょうか?

「千里の道も一歩から」と言いますが、今回の試験運転が今後のオーストリアの鉄道の高速運転にどう活かされるのか、気になる所です。

Posted by: おざきとしふみ | March 03, 2012 23:53

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