« 変わったお店シリーズ55 風変わりな建物 さてお店は? | Main | 2012フォルクスオーパー来日公演初日「こうもり」 »

May 12, 2012

フォルクスオーパー来日公演ゲネプロ鑑賞記

Img_102_05_1902_001

いよいよ5月12日からフォルクスオーパーの来日公演が始まりますが、11日に「こうもり」のゲネプロが一部に公開されました。

Feriは日本の招へい元のNBSさんからご招待券をいただいたので、一足早く観てきましたので、その模様をご紹介しましょう。なお、通常、ゲネプロは昼間行うことが多いのですが、今回はなぜか17時から。そのため、後半は時間がかなり押していました。

まず、当日の指揮は、本番と同じアルフレート・エフェヴェさん。主な出演者は以下の通りです。

アイゼンシュタイン:イェルク・シュナイダーさん
ロザリンデ:メルバ・ラモスさん
アデーレ:エヴァ・リーバウさん
イーダ:マルティナ・ドラークさん
ファルケ博士:マティアス・ハウスマンさん
オルロフスキー侯爵:アンティゴネ・パポウゥカスさん
アルフレート:メルツァード・モンタゼーリさん
イワン:マムカ・ニコライシヴィリさん
フランク:マルティン・ヴィンクラーさん
フロッシュ:ロベルト・マイヤーさん
ブリント:ジェフリー・トレガンツァさん

Img_102_05_1901_001

今回、招待客には二階客席だけが開放され、一階は劇場関係者だけとなっていました。そのため、一階客席には当日、カバーとなっているクルト・シュライヴマイヤーさんやヨゼフ・フルテンシュタイナーさんなどの姿も見られました。

今回の舞台総稽古だったので、舞台上はセット、衣装も含めて本番と全く同じですが、オーケストラは指揮者も含めて全員私服。私服も皆さん個性的ですね。Feriをさっそく見つけて手を振ってくれたオーケストラメンバーもいました(目立つ人間でスミマセン)。

実は、フォルクスオーパーのメンバーですが、来日時に航空便のトラブルがあったようで、別の便に振り替えて日本入りしたそうです。そのため、ちょっと皆さま、お疲れでしょうかね。

最近、ウィーンの方で観たゲネプロは、プルミエのものだったので、ほぼ完全な状態で上演し、ゲネプロ中の微調整などはなかったのですが、今回は劇場が違うため、各幕が終わってからパートだけの演奏や歌の繰り返しなどを観ることができました。

オーケストラメンバーや出演者も「こうもり」は手慣れた演目なのですが、会場が違うと残響などが大きく異なります(そのためか楽器の配置も現地とは若干違っていました)。また、舞台上への音の伝わり方も違うようで、いつもフォルクスオーパーで観ている「こうもり」と比べるとタイミングが合っていない場面も観られました。難しいものですね。

2012_05_11_vop_j

つまり、こういった問題点を修正するためのゲネプロという位置づけです。そのためエシェヴェさんも、オーケストラの各パートに細かい指示を出していたのが印象的でした。

また、興味深かったのは、幕が終わってから、指揮者が歌手陣にあるパートの再演を指示すると、皆さん、何となく面白くないような表情でやっていることでした。笑顔が素敵なマルティナ・ドラークさんの、ムッとした表情が印象的でしたね。

今回は、そういった背景もあり、歌手は必ずしも完全な状態で歌っていなかったので、歌手の評価は本番まで控えることにします。

また、演出も二幕と三幕は若干異なっていました。ただ、三幕に関しては時間が押していたこともあり、一部を省略して練習した可能性が高いので、これについてのコメントも本番で確認してから行います。

Img_102_05_1903_001

今回は最後のカーテンコールの練習も行われました。通常、カーテンコールの際には会場内に紹介のアナウンスは流れませんが、今日は出るタイミングを確認するため、係員が役名をアナウンスし、それに合わせて舞台袖から出てくるという展開でした。また、現地では最後のカーテンコールではバレエ団は出ませんが、来日公演なので、バレエ団も登場。ところが、二幕で出番が終わっているため、カーテンコールの際は全員私服。舞台上でダンサーの私服姿を観るとは思いませんでした。

このほか、途中で演出スタッフからマイクで指示が出るなど、ゲネプロらしい展開でしたね。このほか、いつもはまじめに指揮をしているエシェヴェさんが、2幕と3幕でお芝居をしている場面で、指揮台からデジタル一眼レフで舞台写真を撮っていました。これにはビックリ。

今日はSteppke様からお勧めいただいたシュナイダーさんがアイゼンシュタインを務めましたが、お茶目ぶり全開で、楽しい舞台でした。きっと本番でもお茶目な演技を見せてくれることでしょう。セバスティアン・ラインターラーさんとは全く雰囲気が違いますから、見比べてみると面白いでしょうね。

それにしても、こなれている「こうもり」で、ここまで細かく修正をかけてくるところにフォルクスオーパーのプロフェッショナル意識を強く感じました。きっと本番では、素晴らしい公演を披露してくれることでしょう。さぁ、皆さん、東京文化会館へ!! 

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります delicious

Br_decobanner_201105_v_02

オペレッタ |

« 変わったお店シリーズ55 風変わりな建物 さてお店は? | Main | 2012フォルクスオーパー来日公演初日「こうもり」 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 変わったお店シリーズ55 風変わりな建物 さてお店は? | Main | 2012フォルクスオーパー来日公演初日「こうもり」 »