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June 08, 2012

フォルクスオーパーの「Publikumsgespräch」 日本公演の総括は?

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昨日、6月7日は「聖体節」の祝日でした。

シェーンブルン宮殿では、恒例のウィーンフィルの無料コンサートが行われましたが、久しぶりの快晴に恵まれて、成功裏に終わったようです。実はへそ曲がりのFeriは、こういった人が沢山集まるイベントは苦手。こんな日は、フォルクスオーパーへ出かけていました。演目はオペラ「後宮からの誘拐」。こちらの様子は後日、お伝えする予定です。

さて、今日はフォルクスオーパーの話題です。ここでは、定期的にお客さまと懇談する「Publikumsgespräch」(お客さまとの懇談会)が定期的に行われますが、今回、6月5日にも開催されました。

今回は、日本公演終了直後ということもあり、劇場幹部が日本公演を、どう地元の皆さんに伝えるのかという興味もあったので、Feriも参加しました。

この行事、一般にも広く開放されており、Feriのような普通のお客さまも無料で参加できるのですが、6割はマスコミ関係者です。それだけに厳しい質問が飛ぶことも多く、ここでの発言が後日、新聞などに取り上げられることもあります。また、盛り上がっているとお客さま同士で議論に発展することもあります(これ、本当)。

今日はロベルト・マイヤーさんを含めて劇場幹部2名が参加。最初にマイヤーさんから日本公演の概要説明がありました。その際、「今日は日本のお客さまも来ています」とFeriが紹介されたのには、まいりました。

その後、来シーズンから始まる個人対象の寄付制度(補助金が少なくなっているため、独自に個人対象のファンドを立ち上げることになったようです)、バレエ「カルミナ・ブラーナ」、「マダム・ポンパドゥール」にベルリン出身のAnnette Daschさんを起用する件、オペレッタでのマイク使用の件などが、参加者の質問に答える形で説明されました。

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Annette Dascさんの「マダム・ポンパドゥール」起用については、「なぜ、ベルリンの歌手を客演で起用するのか」という質問に対し、マイヤーさんはもかなり自信を持っているようで、適役であると言い切っていました。

余談ですが、6月3日の深夜にはORFのニュースで「マダム・ポンパドゥール」のプルミエに関連してAnnette Daschさんの小特集を組んでいました。日本のハンナでは今ひとつだったAnnette Daschさん。ポンパドゥールでの逆転を期待しましょう(日本人だけでしょうが‥)。

また、日本公演については、東京文化会館の広さ(収容人数)、観客動員状況などの質問がありました。興味深かったのは、チケットの値段に関する質問です。マイヤーさんから390ユーロという説明に一同、ため息が‥でも、しっかり大道具などを運び込んでいるから費用がかかるというフォローもありました。

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観客動員については、公式にはマイヤーさん自身が「私が出演したから、“メリーウィドウ”は満席になった」という説明でした。ただ、ニヤッと笑っているところが意味深ですが‥劇場からの説明を聞く限り、日本公演は成功だったという評価のようです。

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実は、マスコミ関係者が多数参加しているため、Feriが一番気になったことは「2011年4月11日の復興支援コンサートについての日本側の反応はどうでした?」という質問です。今回は、幸い、この質問はありませんでした。

しかし、もし、来日公演の際、2011年4月11日に行われた復興支援コンサートに対して、観客がスタンディングオベーションで答えてくれた‥という説明がマイヤーさんからあれば、地元の受けも違っていたかもしれません。

当ブログをご覧の皆さまがご心配になっていた「日本のお客さまは復興支援コンサートに関心がなかったみたい」といったマイナスのコメントが出なかったのが、幸いでした。


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