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August 15, 2012

「メリーウィドウ」こぼれ話 国立歌劇場編(下)

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昨日に引き続き、「メリーウィドウ」こぼれ話 国立歌劇場編をお届けします。

さて、演出ですが、国立歌劇場なので奇をてらったようなことはなく、オーソドックスなものでした。ただ、幕が開く前に主役が出てくるような設定がありました。

2幕から3幕は暗転(約5分間)で行われており、3幕が始まる前に主要な曲をメドレーで演奏するというパターンでした。これが、現在、多くの劇場で行われているパターンですね(ちなみに、この当時のフォルクスオーパーでは、2幕の後にも休憩が入っていました)。

3幕は、定番の「天国と地獄のギャロップ」のメロディに乗ってフレンチカンカンの踊りが行われ、舞台を盛り上げていました。国立歌劇場ですが、お客さまの拍手に応えて、直ちに2回目(リフレイン)。その時は、全員の手拍子で多いに盛り上がったことを覚えています。

ただ、全体的にリフレインは少なめに設定されていました。当時のフォルクスオーパーは、リフレインは3回程度行うのが定番だったのですが、このあたり、ある種の見識かもしれません。

最後のカーテンコールでは、出演者が揃ったところで、幕が開き、中央階段から主要出演者が降りてくるという心憎い演出でしたね。

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出演者ですが、Feriが見た3回は、ヴェランシェンヌがいずれもFeriがお気に入りのAngelika Kirchschlagerさんでした。雰囲気も合っていましたね。

また、2000年1月4日の公演では、何とビックリ、Rudolf Biblさんが指揮を務めているのです。当時はオペレッタを見始めた頃だったので、Biblさんの指揮で興奮するようなことはありませんでしたね。お恥ずかしい‥

せっかくですから、Feriが観た3公演の主要出演者をご紹介しましょう。なお、プルミエが行われた1999年2月の月間公演プログラムが右の写真です。当時はフォルクスオーパーと国立歌劇場が一緒だったので、便利でしたね。

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○1999年2月13日の第4回公演
・指揮:John Eliot Gardinerさん
・ツェータ男爵:Franz Hawlataさん
・ヴェランシェンヌ:Angelika Kirchschlagerさん
・ハンナ:Barbara Bonneyさん
・ダニロ:Bo Skovhusさん
・カミュ・ド・ロション・Paul Grovesさん
・ニグッシュ:Fritz Lasemannさん

○2000年1月4日の第22回公演
・指揮:Rudolf Biblさん
・ツェータ男爵:Alfred Sramekさん
・ヴェランシェンヌ:Angelika Kirchschlagerさん
・ハンナ:Ildiko Raimondiさん
・ダニロ:Bo Skovhusさん
・カミュ・ド・ロション:Mathias Zacbariassenさん
・ニグッシュ:Fritz Muliarさん

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○2001年1月7日の第29回公演
・指揮:Dietfried Bernetさん
・ツェータ男爵:Alfred Sramekさん
・ヴェランシェンヌ:Angelika Kirchschlagerさん
・ハンナ:Nancy Gustafsonさん
・ダニロ:Bo Skovhusさん
・カミュ・ド・ロション:Sebastian Reinthallerさん
・ニグッシュ:Fritz Muliarさん

今、出演者を改めてチェックすると、ハンナには結構、良い歌手が起用されていますね。それから、2001年1月公演では、フォルクスオーパーでおなじみのSebastian Reinthallerさんがロションで起用されていたのには、ちょっとビックリ。これでニグッシュにマイヤーさんでも出ていたら、面白かったのでしょうが‥

ところで、あの当時、なぜ、国立歌劇場が通常の公演で「メリーウィドウ」を入れていたのでしょうかね。本当に不思議です。

最後に2000年の来日公演のキャストもご紹介しましょう。
・指揮:Jun Märklさん
・ツェータ男爵:Waldemar Kmenttさん
・ヴェランシェンヌ:Angelika Kirchschlagerさん
・ハンナ:Eliane Coelhoさん
・ダニロ:Thomas Hampsonさん
・カミュ・ド・ロション:Martias Zachariassenさん
・ニグッシュ:Klaus Ofczarekさん

Feriのお気に入りだったThomas Hampsonさんがダニロという豪華なキャスティングですが、これも他の演目との関係がある来日公演ならでは‥と言えそうです。しかし、今から冷静になって考えると、全体的な「こなれ方」はフォルクスオーパーの方が上だと思います。


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