Illmitzの国立公園観察センター
施設は平屋建てで、センターの中に入るとノイジードラーゼー周辺の案内を行うカウンターが出迎えてくれます。Feriが訪問した時も、自転車でサイクリング途中に立ち寄ったお客さまが、訪問する場所のガイディングを受けていました。センター内には各種の資料やパンフレットも置いてあり、情報収集にはうってつけですね。
施設内からも双眼鏡などで野鳥を観察することもできますが、施設の中庭には、野鳥を観測するための展望タワーが設置されています。周りに高い建物がないため、このタワーに登るとノイジードラーゼーまで見渡すことができます。
このタワーですが、金属フレームに木の足場を組み合わせたもので、ちょっとスリリングです(余談ですが、オーストリアでは、このスタイルの展望タワーを比較的多く見かけます。まぁ、木材の産地ですからね)。ちなみにタワー上部の定員は40名となっていましたが、暑い夏だったので、登っている人は少なかったですね。
このセンターでは、定期的にセミナーをはじめとするイベントを開催しているようで、館内には、そのためのホールや会議室なども設置されています。以前、日本で稚内の大沼湖畔にある野鳥観測センターを訪問したことがあるのですが、用途が似ているためか、雰囲気も似ていました。
そうそう、売店ではノイジードラーゼーや野鳥に関する各種グッズが販売されていますが、一部の商品については寄付金が含まれているようです。気の利いたデザインのTシャツなどのオリジナルグッズも多いので、お土産には最適かもしれません。
さて、さすがに自然公園の観察センターだけあって、展望タワーが建っている中庭には右の写真のようにソーラーパネルがずらりと並んでいました。もちろん、これだけで総ての電量を供給することはできないとは思いますが、施設のコンセプトをよく表していると思います。
そして、施設が所有する自動車の一部には、写真のような電気自動車が使われていました(こういうアピールの仕方は、こちらの方は好きですね )。
季節によって観測できる野鳥は変わりますが、さすがに真夏の昼間は観測できる鳥は少ないようです。
Feriが訪問した時はタイミングが悪かったので、多くの野鳥を見ることができなかったのが残念です。もっとも、真夏の真っ昼間、一番暑い時間帯は野鳥も「お休みタイム」ですよね。早朝や夕方の涼しい時間帯に行かないと、野鳥にはお目にかかれないかもしれません。
自然に親しむにはうってつけの場所です。皆さまも機会があったら、ぜひ、この周辺を訪れたらいかがでしょうか。美味しいワインも待っていますよ
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