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September 11, 2012

フォルクスオーパー「ワルツの夢」プルミエレポート(その3)

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3回目のプルミエレポートですが、今日は周辺情報のご紹介です。

○プルミエのオマケ
フォルクスオーパーの場合、プルミエでは色々な趣向があるのですが、今回は久しぶりに開演前にフリードリンクサービスが実施されました。ビア、セクト、カフェなどが無料で飲み放題。

また、小型のセンメルサンドも無料で振る舞われました(提供はおなじみ、肉屋のRADATZ)。でも、この企画、劇場の外で実施しているので、正直、プルミエのチケットを持たなくても、乱入可能です(実際、そういう人はいませんが‥)。なお、一幕後の休憩からは通常どおり、有料に変わります(当たり前ですが‥)。

プルミエには有名人がたくさんきますが、フォルクスオーパーのメンバーではクルト・シュライヴマイヤーさんがご家族でいらっしゃっていました。

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○公演を支える皆さま
通常のプルミエでも劇場責任者として必ず公演を観ているロベルト・マイヤーさんですが、今回はご自身が演出を担当しているだけに、気になることも多かったことでしょう。こういうのは、ご自身が出演する以上に気になるものです。

演出を担当したダイレクターのロベルト・マイヤーさんが、どこに陣取っているか‥ 劇場内をチェックしたところ、プルミエの時は、BALKON LOGE RECHTSにご家族(奥さまとお嬢様)といらっしゃいました。

ただ、ご本人は2列目で、終始、立って舞台を観ていたようです。また、カーテンコールで出番があるので、3幕の途中からは姿が見えなくなりました。

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また、フォルクスオーパーではプルミエの時だけは、男性オーケストラメンバーは白いネクタイをしています。

変なところが気になるFeriは、プロンプターさんにも注目しているのですが、今回は日本公演にも参加したオットマールさんでした。実は、台詞や歌詞を忘れた時のバックアップだけでなく、歌手が出るタイミングなどを指示しているのですね。裏方さんですが、大変重要な役割です。

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さて、プルミエ鑑賞のお客さま全員に配布される恒例のお土産ですが、今回はSTAUD’S謹製「CAMPARI BLUTORANGE(120ml)」でした。もちろん、ラベルには「VOLKS OPERE Wien Ein WALZERTAUM」の文字が‥オペレッタのプルミエ・オタクであるFeriにはたまらないアイテムになりました。

公演終了後、出演者やスタッフはヴィアリンガーシュトラーセにある稽古場で打ち上げをするのが恒例になっています。

Feriは、Café・WEIMARのシャニガルテンでクールダウンをしていると、マイヤーさんご一行が通りかかりました。丁寧にご挨拶をして、プルミエの締めくくりとしました。

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○「ワルツの夢」‥公演記録から‥
最近、フォルクスオーパーではプルミエが行われる際、過去の講演履歴がホワイエに掲出されます(考証が中途半端‥という側面もありますが‥)。

まず、フォルクスオーパーでの初演は1909年5月28日。このときの指揮は、オスカー・シュトラウスご本人。このオリジナル版は500回という公演記録を誇っています。

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その後、1932年11月30日にプルミエが行われました。この演出は1933年5月までの1シーズン限りだったようです。

次は1957年4月18日にプルミエを迎えたバージョン。こちらはHubert Marischkaさんの演出で、1970年9月まで100回、上演されています。

その次は1974年2月9日にプルミエを迎えたバージョン。演出は、おなじみのRobert Herzlさん。1978年まで、合計63回、上演されています。

そして、1987年2月4日に次のバージョンがプルミエを迎えます。演出はHeinz Marecekさん。ただ、こちらは何らかの問題があったのか、このシーズンだけ。そのため公演回数も13回に留まっています。

直近の作品は1988年3月1日のプルミエを迎えたバージョンです。ここでは、演出が再びRobert Herzlさんに戻り、2003年まで、都合83回上演されています。

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ちなみに、このバージョンではヘレネにMelanie Hollidayさんも起用されています。フランツィにはUlrike Steinskyさん、Elisabeth Leinbacherさん、Martina Dorakさんなどが起用されていました。ニキにはAdolf Dallapozzaさん、Sebastian Reinthallerさん等の名前も見られます。

考えてみると、2003年が最後の上演だったので、10年近くフォルクスオーパーでは「ワルツの夢」を見ることができなかったことになります。

○近年にない見事なオペレッタです
正直、Feriが最近見たオペレッタのプルミエでは、最高の仕上がりです。「メリーウィドウ」も良かったですが、あれは出演しているマイヤーさんの力も大。

今回は、マイヤーさんは本来の裏方に徹していたにもかかわらず、この仕上がりです。ぜひ、多くのファンにご覧いただきたい作品です。実は、カバーにも魅力的なメンバーが入っているので、できれば、そちらもチェックしたいのですが、それは、またいずれ‥wink

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