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October 19, 2012

番外編 ウィーン国立歌劇場来日公演 ゲネプロ鑑賞記

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今日は「ウィーン国立歌劇場来日公演 その2」として「ゲネプロ鑑賞記」をお届けしましょう。

10月20日から横浜の神奈川県民ホールで上演される「フィガロの結婚」のゲネプロ(舞台総稽古)が10月18日、12時から行われました。今回、Feriは、このゲネプロを鑑賞するチャンスをいただきました。

一般のお客さま(招待客ですが)の席は2階と3階に割り当てられ、1階は劇場関係者および写真撮影用のプレス席になっていました。

すでにご存じの方も多いと思いますが、今回の「フィガロの結婚」は、小澤征爾さんの登板が不可能になったため、「スペードの女王」から演目変更で上演されることになったものです。

その関係からなのか、演出は現在、ウィーンで上演されているものではなく、その前のバージョンです。今の舞台装置はシンプルでモダンな感じになっていますが、旧演出は伝統的な写実的舞台装置。旧演出の方が、「オペラらしいオペラ」という雰囲気でしょうかね。

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ゲネプロですが、舞台上は本番と全く同じ舞台装置で、かつ歌手陣も全員衣装をつけての上演です。ただ、オーケストラに関しては、全員私服。半袖シャツの形が多かったですね。当日の横浜は小雨模様で気温も20度を割り込んでいましたが、オーストリアの皆さまから見れば、まだまだ暖かいと感じるのかもしれません。

なお、歌手陣に対するコメントは、ゲネプロの場合、フルボイスで歌わないことも多いので、控えさせていただきます。
ところで、今回、痛烈に感じたのはお客さまがほとんど入っていないホールで上演すると音の響きが違う‥ということです。残響が気になるのは当然として、お客さまが音を吸収しないためなのか、弦楽器がキンキンしたような音に聞こえました。

やはりホールというのは、お客さまがフルに入ったときに最適の音響特性が発揮できるように設計されているのでしょうね。本公演との比較がちょっと楽しみになりました。

ちなみに演奏そのものは、さすがウィーン国立歌劇場。自然体で演奏していますが、モーツァルト独特の小節の表現は見事ですね。

また、予めプレスの写真撮影がある旨のアナウンスがあったのですが、ちょっと撮影の仕方が気になりました。別に動きの激しいオペラでもないのに、モータードライブで連続撮影しているカメラマンの多いこと。

余談ですが、かつて日本の著名な某カメラマンは、舞台撮影の際、舞台に悪影響を及ぼさないために防音ケースを作成し、その中にカメラを入れて撮影したという逸話があります。

これは、同じ芸術家として、舞台上で演じる役者さんに対する愛情(というか畏敬の念)がベースにあるような気がします。まぁ、プレスのカメラマンはサラリーマンですから、そういった部分まで気が回らないのかもしれませんね(劇場側が許可しているのだから、問題ない‥というのがこの手の人のご意見らしいですが‥)。

さて、本日で来日公演の第一段「サロメ」が終演となります。当然、帰国するメンバーもいる一方で、新しく来日するメンバーもいます。国立歌劇場の場合、フォルクスオーパーと異なり、来日公演中も、現地ではほぼ正規のプログラムを上演中。ちなみに19日の演目は「フィガロの結婚」です。Feriは内部の細かい事情は知りませんが、パズルのような細かいスケジュール管理がなされているハズです。そういった裏方さんの活躍があって、こういった引っ越し公演が円滑に進むのでしょうね。


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