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November 19, 2012

番外編 JSDF MARCHING FESTIVAL 2012<動画付き>

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毎年、この時期、日本武道館で行われる「自衛隊音楽まつり」は、陸海空の各自衛隊に所属する音楽隊が加齢内演奏を繰り広げる行事です。いわば日本版「ブラスムジークフェスト」ですね。

「自衛隊音楽まつり」は1日二回、2日間にわたって行われますが、入場無料であるためか、人気が高く競争率は平均すると4倍強だそうです(ちなみに各回8000人のお客さまがご来場されるそうです)。

Feriは昨年、初めて観賞しましたが、ブラスムジークが好きなFeri好みのなかなか見事な演技でした。実は「自衛隊音楽まつり」が開催される日本武道館は、体育館なので音響効果はよくありません。演奏だけ行うのであれば、ブラスバンドでもコンサートホールがベストです。では、なぜ、「自衛隊音楽まつり」が武道館で行われるかと言えば、この行事、実は基本的にドリル演技を見てもらう行事だからなのです。

ドリル演技では広いスペースが必要になりますので、コンサートなどが行われる通常の舞台では困難です。そう考えると体育館の方が適している‥という訳ですね。

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実際、陸海空の各自衛隊音楽隊は、この「音楽まつり」とは別に単独もしくは合同で演奏会を実施しています。こちらは演奏会なので、基本的にコンサートホールで行っています。残念ながらFeriは、こちらの演奏会の方が観賞したことがないのですが、観客募集告知などを見ると通好みの選曲で行われることもあるようです。

さて、話を「平成24年度 自衛隊音楽まつり」に戻しましょう。今年のテーマは「和、奏でる夢」となっていました。また、今年は自衛隊にとっても節目の年になっています。代表的なところでは、海上自衛隊創立60周年、沖縄復帰40周年、PKO参加20周年です。という訳で、「節目の年」を意識したプログラムになっていました。

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プロローグは「七彩の奥羽国」。その後、陸・海・空自衛隊音楽隊と特別儀仗隊(第302保安警務中隊)による国旗入場、国歌斉唱で始まります。オープニング演奏は陸・海・空自衛隊音楽隊合同による「炎のランナー」と「凱旋」。

ご存じの方も多いように今年のロンドンオリンピックでは自衛隊所属の選手4名がメダリストになりました。プログラムでは案内されていませんでしたが、予想通り、メダリスト4名が自衛隊の制服姿で登場。自衛隊所属の選手がオリンピックで金メダルを獲得したのは久しぶりなので、最大限、PRに活用しているようです。

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続いて「始点」というタイトルが付けられた第一章が始まりました。最初は陸上自衛隊東部方面音楽隊による「東京オリンピックファンファーレ&マーチ」。懐かしい! Feriは子供の頃、東京オリンピックを生で体験したので、このメロディーは本当に懐かしかったですね。東京オリンピックマーチに続いて、「銀座カンカン娘」、「MAP」と続きます。今回、趣向を凝らしていたのはドリルで東京タワーと東京スカイツリーが模られたことでしょう。やりますね。

東部方面音楽隊の演奏の次は、陸上自衛隊中部方面音楽隊による「ボイジャー」の演奏に移りました。関西の部隊らしいノリのあるドリルでした。

毎年、ゲストが参加しますが、今回は米太平洋陸軍軍楽隊と米海兵隊第3海兵機動展開部隊音楽隊が登場。前者は「ローリング・イン・ザ・ディープ」「マラゲーニャ」を、後者は「火の鳥組曲」「星条旗よ永遠なれ」を披露しました。

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米軍の軍楽隊は、ドラムに力を入れていますから、迫力はなかなかのものです。また、日本とは違ったドリルの振付に興味津々。ドリルの振付には国民性が良くでますね。また、自衛隊のボーカルが軍服姿なのに対し、今回、米軍のボーカルは華麗なドレス姿でした。

そして第一章の最後は、方面音楽隊と米軍音楽隊の合同演奏による「風が吹いている」と「ロサンゼルスオリンピックファンファーレ&テーマ」(これも懐かしい)でした。

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第二章は「前進」。最初は防衛大学校儀仗隊による「ファンシードリル」です。これも毎年人気のプログラム。銃を自在に扱ったファンシードリルは、きびきびとした動作とともに若者らしいはつらつさが感じられます。なお、ファンシードリルはドラムだけで行われます。

その後は、各自衛隊音楽隊による個別ドリルに移ります。まず、航空自衛隊中央音楽隊による「空の精鋭」「スタートレック」「ユー・レイズ・ミー・アップ」です。続く陸上自衛隊中央音楽隊は「陸軍分列行進曲」と「名声と栄光」、そして締めくくりは海上自衛隊東京音楽隊による「遙かな海へ」「アンダー・ザ・シー」「行進曲 軍艦」です。「行進曲 軍艦」の演奏では、隊形を碇の形にするのがウリ。さすが海上自衛隊です。

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なお、第二章では音楽隊のドリルに女性隊員による演技隊(カラーガードとも言うそうですが)のフラッグ演技が加わります。この演技隊も毎年、人気があるのですよね。なお、演技隊は音楽隊と異なり専任ではなく、本業の傍ら取り組んでいるそうです。

第三章は「軌跡」。沖縄復帰40周年記念演奏という副題がついており、沖縄をベースにする陸上自衛隊第15音楽隊と第15旅団エイサー隊による演奏からスタートしました。沖縄と言えば、内地の盆踊りに当たるエイサー。「唐船ドーイ」と「ダイナミック琉球」の2曲が民族衣装姿の隊員により披露されました。

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エイサーの演奏に続いて、陸・海・空音楽隊の合同演奏に移ります。「涙そうそう」「ふるさと」「オリエンタルウィンド」の3曲が披露されましたが、自衛隊の音楽隊らしいレパートリーの広さが際立ちますね。

そして、「自衛隊音楽まつり」恒例の自衛太鼓の演奏となります。和太鼓の演奏ですが、日ごろから体力を使うお仕事なので、その迫力はなかなかのもの。実際、今年、イギリスで行われた航空祭で航空自衛隊の太鼓演奏が披露されたようですが、大変な人気だったそうです。

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今回は北海道から沖縄まで、陸上自衛隊と航空自衛隊の各部隊に所属している13チームが参加しました。なお、この太鼓チームは、いわゆるクラブ活動(課外活動)として隊員さんが取り組んでいるものです。地方では、若者が減っているため、こういった太鼓の演奏を伝承することが難しくなっているようですが、こういった自衛隊のチームが一部を引き継いでいるとか‥

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そして、最後の第四章は「」。全出演音楽隊合同演奏による「ファイナルファンタジーよりプレリュード~メインテーマ」。「虹」(ゆずが歌っている曲ですね)が披露されました。最後は「イーズス」の曲に乗って全部隊が会場から退場して、お開きとなりました。

途中、音楽隊の演奏に合わせてボーカル担当の隊員が歌を披露する場面があるのですが、正直、こちらは専門の声楽家ではありませんから、見事‥とは言えませんね。

音楽隊は楽器演奏の専門教育を受けた方が実技テストを経て入隊するので、非常にレベルが高いのですが、歌は試験科目にないでしょうから‥

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自衛隊の音楽隊は海外へ遠征することが少ないのですが、オーストリアのブラス・ムジーク・フェストにでも参加してくれたら、こちらでは見られない独特の演奏スタイルなので、結構人気を集めると思います。もちろん太鼓チーム付きで‥

それでは当日の雰囲気を動画でお楽しみください。ただし、結構派手な音がしますので、職場でご覧の方はご注意を‥

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