« 路面電車の運行系統がちょっと変わりました | Main | 今年もクリスマスツリー市が始まりました »

December 12, 2012

さようならSüdbahnhof(OST)

Img_100_12_0365_001

中央駅開業に関連して「鉄道の話題」が続いていますが、ご容赦くださいませ。

さて、今日はお詫びから。先日、中央駅開業の話題で、WienからLainzer TunnelとWienervald Tunnelを経由して、新駅Tullnerfeldを結ぶ短絡線の話題をご紹介しましたが、12月9日からWienervald Tunnelについては、使用を開始したそうです(Lainzer Tunnelは、まだだそうです)。

現在、西駅を発着するjailjet、ÖBB-IC、REX200(Wien-Amstetten間)などは、Wienervald Tunnel経由となり、St.Pöltenまでの所要時間も短縮されています。

さて、ウィーン中央駅の開業にともなって、旧南駅施設の一部を転用して作られたSüdbahnhof(OST)が12月8日をもって営業を終えました。

もともと中央駅ができるまでの暫定措置だったため設備も貧弱でしたが、やはり「なくなる」となると訪れる人が増えるのはいずこも同じ。最終日は名残を惜しむウィーン子の姿が見られました。

Img_100_12_0360_001

Feriも12月8日の昼間(最終列車の時間に行くほど、好き者ではありません)に行ってきました。Südbahnhof(OST)は、OSTBAHN(東部方面鉄道)のターミナルなので、主にブラチスラバ方面の列車やEisenstadtへの列車が利用していました。列車の運行本数に比べてプラットホームが多く、ウィーンのÖBB駅としては、のんびりとした雰囲気がありました。

駅舎もご覧のようにプレハブ造りという簡素なもの。小さな待合室、チケット売場、アンカーの売店などが入っていました。ところで、この駅は、プラットホーム自体は旧南駅のものを転用していたので、ホームそのものは重厚な作りでした。このあたりのギャップが興味深いところですね。

ところで、ブラチスラバへは鉄道の他、バス(これは安いので利用者が多いようです)、高速船などが利用できるので、必ずしもSüdbahnhof(OST)が一大ターミナルだったという訳ではありません。ÖBBも考慮して暫定駅の設備を決めたのでしょう。

Img_100_12_0362_001

なお、従来、SバーンにはSüdbahnhofという駅名(地下駅)が残っていましたが、今回の中央駅開業に合わせてQuartierBelvedereに改称されています。

さて、Südbahnhof(OST)の廃止で、旧南駅の面影を残す施設は完璧になくなりました。すでに旧南駅の駅舎があった場所でも巨大なクレーンが何基もたち、新しいビルディングの建設が本格的に始まりました。今までは中央駅本体の工事が主体でしたが、これからはいよいよ周辺の複合施設の工事にシフトするようです。2015年の全面開業時には、全く新しい街に生まれ変わることでしょう。

ただ、便利さとひきかえに、風情があったウィーンの街並みが大きく変わってしまうのは、ちょっと残念な気もします。


※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

鉄道のお話 |

« 路面電車の運行系統がちょっと変わりました | Main | 今年もクリスマスツリー市が始まりました »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 路面電車の運行系統がちょっと変わりました | Main | 今年もクリスマスツリー市が始まりました »