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January 25, 2013

「日本沈没」

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何やら物騒なタイトルですが、これは1月16日から4月21日まで、ウィーンのMAK(応用美術博物館)で開催されている展示会のタイトルです。

こちらの人は漢字は読めない人が大多数ですから、「Japan sinkt.Ein Manga」という副題が付いています。最も日本の方ならば、「日本沈没」という言葉を聞けば、すぐにピンときますよね。

そう、SF作家の小松左京さんが書かれた壮大な小説「日本沈没」です。今回の展示会は、小説「日本沈没」のコミック版(一色登希彦さん作)について、多角的に紹介するものです。

一色登希彦さんの「日本沈没」は、リメイクされた映画版に合わせる形で、2006年から2008年まで「ビッグコミックスピリッツ」に連載されました。

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Feriは、このコミック版を全編、読んだわけではないのですが、時代設定が東京スカイツリー完成後(2011年以降)の日本になっている点が原作と大きく異なります。

恐らくMAKが、この作品を取り上げたのは、作品が2011年3月11日の東日本大震災と重なって見えたからだと思います(3.11と、その後の日本を予言した作品に見えた可能性もありますが‥)。

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作品そのものも、時代設定を変えたことにより、21世紀にあった内容になっている点が注目されたのでしょう。何となく、副題から、そんな感じがしますね。なお、MAKのWebサイトには一色さんのインタビュー(動画)も紹介されています。

Feriは、特別展には行っていませんが、単に出来上がったコミックの内容を紹介するだけではなく、構想段階のコンセプトスケッチから、制作過程の様子なども紹介されているようです。また、当然、すぐれた作品を生み出した背景を多角的に紹介するというコンセプトですから、高い評価を得ていることになります。

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応用美術館で、こういった日本のコミックが取り上げられるというのは、すごいですよね。日本のサブカルチャー、ここにあり‥という感じがします。合わせて、日本を代表するサブカルチャーであるコミック(漫画)から、現在の日本を見るという視点は、海外ならでは‥と言えるかもしれません。

なお、MAKは中世から現代に至る家具、ガラス製品、陶磁器、銀細工、テキスタイルなど、多彩なデザイン作品が展示されていることで有名です。

さて、この特別展ですが、会場は本館の後ろにある別館で開催中です。こちらの皆さまが、ご覧になって、どんな感想を持たれたのか‥その点に興味がありますね。

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Comments

日本沈没って名前からして嫌ですね。
日本の将来を示しているような気もしてしまいます。

Posted by: starfield | January 25, 2013 12:38

starfield様

まぁ、今の日本人からすると、たしかにそうなのですが、如何せん、原作の題名ですからねぇ‥

Posted by: Feri | January 25, 2013 13:38

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