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February 13, 2013

“HEIDI”絶賛放送中

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以前、このブログで、ケルンテン州にあるテーマパーク「ハイジ高原牧場」(Heidi Alm)を何回かご紹介しましたが、今日は日本の皆さま向けに「ハイジのテレビ放送」についてご紹介しましょう。

現在、ORF einsでは平日(月曜日~金曜日)の正午から「アルプスの少女ハイジ」(こちらのタイトルは「HEIDI」)を帯番組として放送しています。

この作品は日本では1974年に初回放送された古い作品ですが、こちらのテレビ映像を見ると非常にきれいなので、デジタル・リマスター版による再放送ではないかと思います。

こちらでは、アニメに限らずアメリカのドラマ(ERなども放送しています)も全て吹き替えになっているので、当然、アニメのキャラクターも全員ドイツ語で会話をしています。

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しかし、この物語はスイス・グラウビュンデン州にある架空の村デルフリでのお話ですから、考えてみるとハイジやアルムおんじ、ペーターがドイツ語を話している方が自然です(グラウビュンデン州は北部をオーストリアに接しており、ドイツ語を話す人が最も多いそうです)。つまり、こちらで放送されているバージョンの方がリアリティがある訳ですね。

ヨーロッパでの放送に際しては、現地バージョンに改編しているようで、各話のタイトルも日本語版のドイツ語訳ではなく、オリジナルになっています。さらに台詞に加えて、タイトルロールやエンドロールもドイツ語版になっていました。

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この作品、日本のアニメーション作品としては画期的なことに、制作前に長期の海外現地調査を行ったそうです。そのため、背景の風景や人物描写なども、日本のテイストが入っているものの、こちらの人が見ても違和感がありません。現地でドイツ語版の作品を見ていると「日本制作のアニメ」には見えませんね。当然、こちらの方の中には、「ヨーロッパのどこかで制作された作品」だと思っている方も多いそうです。

「アルプスの少女」は、ズイヨー映像という会社が制作したそうですが、その後、この会社のスタッフと設備は日本アニメーションに引き継がれています。現在はジブリでご活躍中の高畑 勲さんが演出を担当していますが、ちゃんとエンドロールにはRegie:Isao Takahataの文字が出てきます。

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ORF1は毎日、正午から子供さん向けの番組を放送しているのですが、その一環という訳です。昨年から、毎日、1話ずつ放送しているので、全52話の後半にさしかかっているようです。観光客の皆さまは、正午にホテルでテレビをご覧になることは、まずないと思いますが、チャンスがあったら一度、ご覧になってください。つい見入ってしまいますよ。

しかし、今でもORF einsなどで放送していることを考えると、その知名度に着目してケルンテン州に「ハイジ高原牧場」(Heidi Alm)を作ったのもわかるような気もします。

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