青山光子さんは「日本のシシィ」
2月3日のアクセス記録を見ていたら、以前ご紹介した「防空要塞フラックタワー」の記事に結構、アクセスしていただいたようです。日本のテレビか何かで取り上げられたのでしょうかね。不思議なことに、時々、「防空要塞フラックタワー」の記事にアクセスが集中することがあるのですが‥
さて、皆さまはヨーロッパに定着した初めての日本人女性、青山光子さん(ミツコ・クーデンホーフ・カレルギー)をご存じかと思います。
先週、光子さんのお孫さんバーバラ・クーデンホーフさんが、「Zuhause ist ueberall」というメモワールを出版し、こちらではちょっとした話題になっています。
青山光子さんは、オーストリア・ハンガリー王国の代理公使として東京に赴任したハインリッヒ・クーデンホーフ伯爵と結婚し、伯爵の帰国に伴って、ボヘミア地方に渡っています。確かお子様が7人いらっしゃたと思います。
バーバラ・クーデンホーフさんは、ジャーナリストとして活躍されている方で、長らくORFのチェコ特派員だったそうです。その関係でしょうか。数日前のORFウェブトップページに例の出版に関連して光子さんの画像が紹介されていましたが、そのキャプションが「日本のシシィ」となっていたのには、驚き。
なお、Feriは、まだ訪ねたことはありませんが、メードリング市博物館の裏庭に、光子さんを記念した日本風禅庭園があるそうです。メードリング市は、ミツコ・クーデンホーフ・カレルギーさんが1941年に永眠した場所なので、それにちなんで設置されたと聞いています。
ところで、ウィーンに住んでいる友人は、街中でバーバラ・クーデンホーフさんを見かけたことがあるそうです。ウィーンは狭い街ですからね‥
※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります
Comments