« Tokiostraßeを路面電車が快走 | Main | パワーアップ? フォルクスオーパーの「キス・ミー、ケイト」 »

February 01, 2013

シュタットバレエ「青ひげ公の秘密」

Img_102_01_3352_001

2013年に入ってから、90万アクセスを達成したものの、なぜか「オペレッタの話題」が出てこない当ブログ。“Feriさんはどうしてしまったのか?”と思う方もいらっしゃるかもしれません。

実は、仕事のスケジュールとフォルクスオーパーのオペレッタ公演が、うまく合わないのですよ。昨年12月前半に観た「メリーウィドウ」が最後ですから、禁断症状が出始めているのですが‥

しかも、代替案として確保していたフォルクステアターの「白馬亭にて」が、何と前日に演目変更になってしまいました(どうやらシングルキャストだったので、出演者に何かトラブルが発生したのでしょう)。踏んだり蹴ったり。意気消沈している今日この頃です‥

では、気を取り直してフォルクスオーパーで昨年12月にプルミエを迎えたシュタットバレエ公演「青ひげ公の秘密」の模様をお伝えしましょう。

「青ひげ公の秘密」は「プレリュード」と「青ひげ公の秘密」の二部構成で、途中に休憩が入ります。当日の指揮はWolfgang Ottさん。主なキャストは以下のとおりです。

Img_102_01_3358_001

青ひげ公(Blaubart):Eno Peciさん
ユーディット(Judith):Alice Firenzeさん
青ひげ公の母(Blaubarts Mutter):Rafaella Sant´Annaさん
青ひげ公の分身(Blaubarts Alter Ego):Davide Datoさん

このほか、群舞で多数のダンサーが出演します(日本人のKiyoka Hashimotoさんも出演していました)。オーケストラピットの配置を見ると、中央の指揮者前にグランドピアノが置いてある関係で、コントラバスが向かって右側に移動しています。また、管楽器の配置なども通常とは若干異なるようです。なお、ピアニストは日本人のSayuriHiranoさん(フォルクスオーパー・アンサンブルの平野さんの奥さま)。通常公演で、初めてお目にかかりました。

Img_102_01_3342_001

プレシュードの舞台装置はユニークなもので、建物を横にしたような感じ。そのため、ダミーの男性が横から突き出しています。また、壁の下から抜け出してくる上に床を転げる振付が多いのには驚きましたね。また、舞台上を全力で走り回るダイナミックな振付。これは本物を観ないとインパクを感じることはできないと思います。

通常、バレエの場合、決めポーズでいったん静止することが多いですが、今回の演目では静止する場面はなく、連続で踊り続けるという、ダンサーにとっては負担のかかる形でした。優雅というより、全身を使ったダイナミックな踊りが多く、若い人に受けそうな感じですね(実際、カーテンコールの反応も若い人からの声援が多数‥)。

Img_102_01_3355_001

休憩を挟んで、後半は「青ひげ公の秘密」。青ひげ公と結婚したユーディットが、屋敷で今まで謎のベールに包まれていた「青ひげ公の素性」を目の当たりにしながも、愛の力で扉を開いていく‥みたいなお話。実際、障害を象徴する扉が沢山でてきます。

障害の一つは、母親(姑ですね)の存在。かつて息子とただならぬ関係にあったことも示唆されます。後半は、プレリュードと打って変わって、吊し物と移動する大道具などを効果的に使った「変化の多い舞台」です。こちらも、基本的に決めポーズでの静止はなく、連続して踊り続けるパターン。前半、後半ともピアノ演奏が効果的に使われており、今まで観たことが無いバレエ演出でしたね。

Img_102_01_3361_001

さて出演者ですが、青ひげ公のEno Peciさんは切れの良い踊りで人気を集めていました。

ユーディットのAlice Firenzeさんは、愛情を示す激しい踊りが真骨頂。可憐な感じが、これまた魅力的。

後半のみの出演となる、青ひげ公の母(姑)はRafaella Sant´Annaさんは安定した踊りで、存在感を示していました。

Img_102_01_3363_001

全体的に激しい踊りが多く、躍動感あふれる「今風のバレエ」です。ただ、通常のモダンバレエと異なり、クラシックバレエの基本をしっかりと身につけている皆さまだけに、指先から足の先まで全身を見事に使っているため、ダイナミックな踊りが強調されている感じがします。

カーテンコールでは盛大な拍手とブラヴァが出ていました。また、ピアニストのSayuriHiranoさんが指揮者のWolfgang Ottさんとともに舞台上に登場。こちらも盛大な拍手を浴びていました。しかし、バレエでは日本人の活躍が目立つようになりましたね。フォルクスオーパーで上演される場合、バレエはお値段も安いので、皆さまも、機会があったらいかがでしょうか。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_v_02

バレエ |

« Tokiostraßeを路面電車が快走 | Main | パワーアップ? フォルクスオーパーの「キス・ミー、ケイト」 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« Tokiostraßeを路面電車が快走 | Main | パワーアップ? フォルクスオーパーの「キス・ミー、ケイト」 »