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March 25, 2013

2013/14シーズン 続報 甲斐 栄次郎さんが退団か?

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先日、ウィーン国立歌劇場の2013/14プログラム概要をご紹介しましたが、今日は「続編」をお届けしましょう。

毎年、来シーズンのプログラム発表と同時に年間プログラム(SPIELZEIT2013/2014)が発売になります。最近では基本的な情報はWebサイトから入手できますが、お気に入りの歌手が出演予定の演目を検索する場合、年間プログラムの方が便利なところもあります。

また、このプログラムは公演内容のみならず、アンサンブルやゲストの名前もすべて掲載されているので、アンサンブルの同行をつかむ上でも貴重な資料となります。ただ、お値段が6Euroとお高いのが玉に瑕‥

週末、やっと時間が取れたので、久しぶりに旧市街へ。イァー、イースターの時期の週末なので、人が多いですね(アパート周辺にいるとわかりません)。国立歌劇場にも立ち寄って年間プログラムを購入しました。

で、甲斐 栄次郎さんが来シーズン、どの演目に出演されるかをチェックしたのですが、来シーズンのアンサンブルにお名前が見あたりません。通所、アンサンブルメンバーでお名前がない…ということは退団ということになります。確か、今シーズン(2012/13)でちょうど10年を迎えたので、もしかするとちょうど区切りが良いとご本人が判断されて、退団に踏み切ったのかもしれません。

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ご本人に確かめた訳ではないので、不用意なことは言えませんが、少なくとも2013/14シーズン、国立歌劇場でソロ歌手として登場することはなさそうです。

で、さっそく気になったので2012/13シーズンの残りに甲斐 栄次郎さんが出演予定の演目はないかをチェックしたところ、現時点では予定が入っていませんでした。もちろん、国立歌劇場の場合、カバーで急きょ入る可能性もありますが、観る側とするとカバー目当てでは予定が立てづらいですよね。

という訳で、Feriにとっては、昨年6月(2011/12シーズン)、グルベローヴァさんと共演した「ロベルト・デビュリュー」での舞台が最後になってしまいそうです。

甲斐 栄次郎さんはイタリアオペラが得意なバリトン歌手なので、主役に抜擢されることはありませんでしたが、「ロベルト・デビュリュー」のノッティンガム公爵をはじめ、「シモン・ボッカネグラ」、「ラ・ボエーム」、「マダム・バタフライ」など10演目をはるかに超える作品に出演されています。今後の新たなご活躍を期待ところです。

さて、それ以外でFeriが個人的に気になった歌手の出演作品ですが、エリーナ・ガランチャさんは「ばらの騎士」(Octavian、2013年10月20日、23日、27日、30日)、アンナ・ネトレプコさんは「ファウスト」(Marguerite、2013年12月19日、22日、26日、29日)に、プラシド・ゴミンゴさんは「ナブッコ」(タイトルロール、2014年5月1日、4日、7日)、トーマス・ハンプソンさんは「シモン・ボッカネグラ」(タイトルロール、2013年9月27日、10月1日、4日)、ホセ・クーラさんは「オテロ」(タイトルロール、2013年9月14日、17日、20日、23日)それぞれ出演予定です。出演作品がそれぞれ1公演とは寂しいですね。

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Comments

こんにちは。いつもウィーンへの憧憬を募らせながら楽しく拝見しています。

読んでいて2010年のコヴェントガーデン歌劇場日本公演の『椿姫』を思い出しました。当初ヒロインにはゲオルギュウが予定されていたものの、来日10日ほど前にキャンセルとなって、エルモネラ・ヤホに変更。

僕の見聞したのは第1公演でした。開演前に女性支配人のエクスキューズがありました。何しろゲオルギュウのために演出されたテーラーメイドのプロダクションゆえ、観客のハードルも高くて、ヤホも懸命な演唱でしたが、1幕は絶不調で良い悪い、の以前でした。2幕の前に再び支配人が出てきて、「お気づきの向きもあるかもしれませんが、アレルギーの症状にて出演続行が出来なくなりました。でもご安心下さい。素晴らしいアイリーン・ぺレスが代役を引き継ぎます。」!!!

観客一同唖然。ガラの悪い輩など「金返せ」という程でした。しかしペレスは健闘し、最初からペレスでやってくれれば良かったのに、の声が上がっていました。ヤホはロンドンですでに本役デビュー済みで、ペレスは代役で舞台に立ったことはあるが、その翌年に正式を控えている、との由。歌手の『格』を気にしてヤホで強行突破するつもりだったのではないかと訝ったほどです。

観客の側からすると、前後半でヒロインが違うなんて二度とごめん、思ったことでありました。因みに第2公演はヤホが全幕、第3公演はまたしてもヤホが1幕で降板(残りはぺレス)、第4公演は『マノン』全日程を終えたネトレプコが代役でした。

Posted by: Vermeer | March 30, 2013 12:48

Vermeer様、コメント、ありがとうございます。

2010年のロイヤルオペラ、このブログでも番外編でお伝えしましたが、大変だったですね。ネトレプコが最終日にヴィオレッタに起用されたことも、問題になりましたね。

Posted by: Feri | March 31, 2013 15:58

情報が入ったので、お知らせします。

甲斐 栄次郎さんは、やはり2012/13シーズンで国立歌劇場のアンサンブルから退団することが決まったようです。

なお、その後、キャスティングの変更があり、4月29日の「ラ・ボエーム」(Schaunard)、5月21日・25日・28日の「ロメオとジュリエット」(Mercutio)に出演する予定です。なお、「ロメオとジュリエット」はPlácido Domingoさんが指揮をすることになっています。

もし、チャンスがある方は、ぜひ、国立歌劇場での甲斐さんの活躍をご覧ください。

Posted by: feri | April 16, 2013 20:58

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