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March 06, 2013

謎のピクトグラムシリーズ 工事現場編

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今日は「謎のピクトグラムシリーズ 工事現場編」をお届けしましょう。

工事現場は危険箇所や注意箇所が多いため、「ピクトグラムの宝庫」と言ってもよいでしょう。注意喚起の対象は付近を通る一般の方に加えて、工事関係者ということになりますね。

このピクトグラムは、Sバーンの某駅改築工事現場(リフトの新設工事)で見つけたものです。まず下段の注意喚起ものから‥左から「頭上注意」、「足元注意」(躓かないように)、「転倒注意」(滑らないように)ですね。日本だと足元注意と転倒注意は一緒にしそうですが、しっかりと分けてあるところが律儀です(きっと決まっているのでしょう)。

中断は工事関係者向けのルールをピクトグラムで示したもの。左から「安全靴着用」「保護メガネ着用」「ヘルメット着用」ですね。

安全靴とヘルメットの着用は日本でもよく見かけますが、保護メガネ着用は溶接現場などを除くと余り見かけません。オーストリアに限らず、欧米では切断や切削作業に伴う「目の保護」は日本以上に徹底しているように思います。実際、現場で作業をしている作業員の方を見ると、保護メガネをしている人が多いですね。

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さて、上段の中央は「イヤープロテクター着用」ですね。これも日本と異なり、欧米では徹底している保護装備の一つかもしれません。最も、この現場は市街地の真ん中にあるので、工事で大きな音が出ることは少ないと思うのですが、それでも作業員の健康を守るため、「イヤープロテクター着用」が義務づけられているのでしょう。

最後に残ったのは上段の左右にある禁止のピクトグラム。右側は「裸火禁止」。工事現場にはオイルや塗料など引火物が多数ありますから、こうれは万国共通と言えるでしょう。実際、火事になると大変ですからね。

さて、上段の左側は「ボトルに斜線」。つまり「瓶の持ち込み禁止」という意味のように思えるのですが、ピクトグラムの下に書いてある文字を見てビックリ。「Alkoholverbot」と書かれているではありませんか。「瓶の持ち込み禁止」ではなく、ズバリ「アルコール禁止」。

さすがに寒い冬、作業の休憩時間中にビアを屋外で飲む人は少ないと思いますが、暑くなるとねぇ‥つい飲みたくなるのが人情。気持ちはわかりますが、事故防止の観点からも飲酒作業はまずいですよね。しかし、こういったピクトグラムが出ているところに、日常的にアルコールを摂取する機会が多いお国柄が反映されていると思います。

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ところで、別の工事現場でも同様のピクトグラムを見かけました。これが3枚目の写真です。中段にある注意喚起のピクトグラムは同一のデザインです。デザインが異なるのは靴のところでしょうか。もしかすると装着する靴の種類が違うのかもしれません。

また、この現場では「グローブ着用」の指示が出ていますが、逆に「保護メガネ着用」のピクトグラムはありません。このあたり、工事内容によって指示が異なるのでしょうね。

余談ですが、一番上は、「一般人は立入禁止」のピクトグラム。これも色々なところで見かけますが、黒い手が印象的です。インパクトがありますよね。でも手に「赤の斜線」を入れると、意味が逆になってしまうため、黒い手が前面に出ています。こういうところは芸が細かいですね。デザイナーさんのこだわりでしょうか。

これを見ると、工事現場のピクトグラムについては、施工会社を問わず基本的に同一デザインに統一されているようです。考えてみると、絵文字ですから、同一デザインでないと効果が半減してしまいます。恐らく官庁あたりが音頭をとってデザインを統一しているのでしょう。

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