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March 31, 2013

スキー場の騒音問題

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今日は「スキー場の騒音問題」をご紹介しましょう。

ご存じのようにオーストリアでは、冬のスキー場は大賑わいです。日本も同じですが、最近のスキー場は大規模なゴンドラ(いわゆるロープウェイ)で山頂付近まで一気にスキーヤーやスノーボーダーを運び、後はゲレンデを滑って下りてくる‥というのが一般的です。

いわゆるお客さまの「回転を良くすること」がスキー場経営のポイントになるようで、輸送量の高い大型ゴンドラや四人乗りリフトなどが活躍しています。

そう言えば、スキー場のゴンドラやリフトはオーストリアやスイスのメーカーが作っているようですね。餅は餅屋‥と言うところでしょうか。

こちらでは、日本と異なり、スキー場内にペンションが多数あるところが多く、そこからスキー場の直接出ることができるようになっています。

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どうやら新しく設置した大型ゴンドラにより、ステーションの近いペンションが騒音被害を被っている‥というものです。ちなみにトップ写真の右側に写っているのが、騒音被害を被っているペンションです。

実際、ペンションのオーナーさん(女性、写真の右側の方。左側の男性は弁護士さん)が出演していましたが、ご自分で騒音計を使って測定しており、ペンションの窓で65.2デシベルという結果が表示されていました。

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測定方法に違いがあるので、一概に比較はできませんが、日本では新幹線の場合、住居地域では70デシベル以下にすることが決められているので、結構、大きな音が常時していることになります。

新幹線の場合は、列車が通過する時の音ですが、スキー場のゴンドラやリフトは、循環式ですから、営業中は常時、音がする訳です。

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さらに大型ゴンドラの場合、ステーションでゴンドラがケーブルをつかむときに大きな音がするようです。どうやら裁判沙汰になっているようで、ゴンドラ運営会社の責任者とペンションのオーナーさんと弁護士が出てきて、議論をしていましたが、どうも平行線のようです。

この問題が難しいのは、通常の民家ではなく、スキー場の恩恵を受けるペンションが被害者である‥というところでしょう。どうもゴンドラ運営会社は、その点を突いているようでした。

ペンションのオーナーさんも自衛策として、窓の防音化などを行っているようですが、一見すると静かそうなスキー場で、こういった機械による騒音問題が発生しているとは意外でした。


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街角の話題 |

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Comments

 ご無沙汰しております。フォルクスオーパーの話題を楽しく拝見させて頂いております。学生時代から音楽以外にスキーに入れ込んでいましたのでスキー場の話題も楽しく拝見いたしました。リフト、ゴンドラの類はスイス、フランスのメーカーが主体ですが、餅は餅屋と言うだけでなく、これら索道の技術や特許を主にスイスやフランスのメーカーが持っているからだと聞いた事があります。未だに特許が有効なのか分りませんが、だから日本国内のスキー場の索道も海外製なのかと納得しました。
 スキー場の話題も楽しくなどと書いてしまいましたが、騒音問題は当事者にとっては辛いものですので不謹慎な言い方になってしまった事をお許しください。
 ヨーロッパアルプスを抱える地元でもありますし索道の特許の事などまた話題が入りましたら、フォルクスオーパー同様にお教え頂ければと思います。
 今年の寒さはそちらでも厳しかったようですが、いよいよ4月ですね。季節の変わり目、ご自愛くださいますように。

Posted by: ハンドルネーム:ウィーン | March 31, 2013 19:37

ハンドルネーム:ウィーン様

コメント、ありがとうございます。私も索道の専門家ではありませんが、いずれ詳しいことを調べてみましょう。

何となくゴンドラを支えるグリップなどの駆動系にライセンスがありそうな気がします。

今年のイースターは雪になって、こちらの新聞ではウサギが雪だるまになっている漫画が出ていましたね。

Posted by: Feri | April 01, 2013 22:54

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