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May 09, 2013

シュランメル“世田谷・ダンス”

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今日は「音楽の話題」をお伝えしましょう。

ウィーンのホイリゲなどに行くと、伝統的な音楽「シュランメル」の演奏を聴くことがあると思います。

ご存じの方も多いと思いますが、シュランメル(Schrammelmusik)は、19世紀後半にウィーンで発達したオーストリアの民俗音楽です。名前は、この演奏スタイルを確立させたシュランメル兄弟に由来するそうです。

シュランメルの楽団は、通常、二弦のヴァイオリン、またはフィドル、コントラギター、小クラリネットで編成されていますが、ボタン式アコーディオンが加わることもあります。このアコーディオンが、哀愁を誘うのですよね。

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どちらかと言うと庶民的な音楽として、ホイリゲなどで親しまれてきました。実際にお聴きになった方はおわかりのように、シュランメルはメランコリックな旋律が特徴ですよね。

今でも、ウィーンにはシュランメルを演奏するグループも存在しており、時々、来日公演も行われていると思います。
さて、先日、友人のソプラノ歌手・森野由みさんから、面白い話を伺いました。彼女が仕事で「ウィーン・シンフォニア・シュランメルン」のメンバーとお目にかかったらしいのですが、その際、ギターのヒルシュフェルトさんから、“こんな曲があるよ”といって紹介されたのが「世田谷・ダンス」というオリジナル曲です。

実は、このアンサンブルは十数回、来日しているそうですが、その際、JRの駅に流れている列車の出発を知らせるメロディーに興味をもち、その音を集めたそうです。そして、「そのメロディー」をヒントに作曲したのが「世田谷・ダンス」。

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実際にFeriも聴かせてもらいましたが、まぁ、見事なウィーン風の味付け。しかし、よく聴いてみると、どこかで耳にした旋律が‥彼らのセンスには脱帽です。しかし、来日時に耳にしたメロディーを楽曲にまとめるあたり、愛すべき皆さまですね。

ところで、なぜ、「世田谷なのか」が気になりますが、以前、このブログでもご紹介したようにウィーン19区(Döbling)と世田谷区は姉妹区になっており、それがご縁で「ウィーン・シンフォニア・シュランメルン」のメンバーが来日した際、世田谷で区長を交えた盛大な歓迎会があったそうです。どうも、それがきっかけになっているために、曲名に「世田谷」を付けたようですね。

なお、「世田谷・ダンス」の一部は森野由みさんのWebサイトで聴くことができます。リンク先からどうぞお楽しみください。


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