« リベンジ成功 フォルクステアターの「白馬亭にて」 | Main | 子育てに優しい国‥ »

May 04, 2013

午後の十字砲火

Img_102_01_3012_001

今日は「市内公共交通の話題」ですが、ちょっと変わった題名を付けました。理由は記事の後半で‥

ウィーンの市内公共交通は、地下鉄、路面電車、バス、Sバーンなどですが、路面電車とSバーンや地下鉄が立体交差する箇所があります。面白いのは立体交差する箇所の多くは、地下鉄が「上」ということでしょうか。

これは地下鉄路線の場合、終端区間が地上になっていることとも関係しています。考えてみると、終端駅が地下に設置されているのはU2のカールスプラッツくらいですね。

また、ÖBBが運行するSバーンは基本的にウィーンの外周を回っている関係で、地上を走る区間が多くなっています(一部に切り通しやトンネル、地下区間もありますが‥)。

Img_100_12_0894_001

そうなると道路を走る路面電車と地下鉄、Sバーンが立体交差する箇所が多くなります。こちらは貨物自動車やバスの車高が高いこともあり、道路と鉄道が走る橋のクリアランスは衝突事故防止のため、十分に確保するのが原則ですが、中には古い構造物だとギリギリ‥という箇所もあります。とくにSバーンの構造物は古いものが多いですから、今からクリアラスを確保するために改修工事をするのは大変です。

冒頭の写真はS45と52系統が交差する場所ですが、望遠レンズで撮影しているため、一瞬、引っかかってしまいそうな錯覚に陥ります。しかし、路面から路面電車の架線までの高さ4.6メートルという表示がありますので、普通、自動車などが引っかけることは考えられません。

Img_104_03_3877_001

ただ、特装車をはじめとする超大型車両は注意が必要かもしれません。ちなみに日本だと、桁までのクリアランスが4メートル以下というところが多いですから、やはりこちらの方が、クリアランスに余裕があるということですね。

2枚目の写真もS45と43系統がクロスするHernals駅ですが、こちらは鉄橋が大きいこともあり、クリアランスが十分あるように見えますね。

さて、標題ですが、その昔、外国映画好きだったFeriの「粋な先輩」が、鉄道が交差するシーンを見て、“これはCrossfireだね。ちょうど、今は午後だから「午後の十字砲火」といった感じ‥”と言ったことを思い出したので、付けてみました。

ちなみにその先輩に詳しく話を聞いたところ、“邦題に「十字砲火」(Crossfire)というアメリカ映画があるので、ふと思い出したわけ”と言っていました。邦題で「十字砲火」というアメリカ映画は何作品かあるようですが、言われてみれば、上下で列車が交差すると、そんな感じはしますね。

※「人気ブログランキング」に登録しています。この記事がお気に召しましたら、下記のバナーをクリックしていただくとFeriの励みになります

Br_decobanner_201105_b_3

鉄道のお話 |

« リベンジ成功 フォルクステアターの「白馬亭にて」 | Main | 子育てに優しい国‥ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« リベンジ成功 フォルクステアターの「白馬亭にて」 | Main | 子育てに優しい国‥ »